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だって貴方が愛しくて

懸賞

「やばいぞ風丸」
「何が」
「懸賞当たった」
「そうか」

「…冷たいなぁ」
「ごめんごめん」
「せめて何が当たった、とか聞いてくれれば俺嬉しかったんだけど」
「じゃあ…何が当たったんだ?」

「え?そりゃあもちろんバイ…」

「消 え 失 せ ろ !何の懸賞だお前!」



うちの円堂は変態

もしも明日

「目が見えなくなったら…アナ、貴方はどうする?」

それはある昼下がりの事。
訓練もほどほどに、おやつとしてクッキーを食べていたマリナは唐突にアナへ質問を投げ掛けた。
クッキーを作り終え、次は洗濯だ、と洗濯物が入ったカゴを抱えていたアナは、唐突な質問に驚いて思わず立ち止まり、しばらく考えた後マリナの正面の椅子に腰掛けた。

「…目が見えなくなったら、ですか」
「うん」
「…そうですねぇ…」

んー…と顎に指をつけ、上を見ながら考える。そして、何か考え付いたのか、ぱぁっと顔を明るくして笑顔で答え始めた。

「目が見えない分、音を楽しみます。目で見て感じていたものを、次は耳で、肌で、全身で感じればいいんですよ!」


その答えを聞いたマリナは一度驚いたように目を開き、アナらしい、と小さく笑った。

キャラ設(王宮双子)

小さな国に生まれた双子
1人は魔に長け、1人は力に長けていた
均衡が取れていたはずの国は、少しずつ、少しずつ崩れていく――……

※近親相姦を思わせる表現有り


ライラ
王女/妹/15歳/私
双子の妹。武器は剣。
兄の事は尊敬しつつ呆れている。
短気な為怒りっぽく、売られた喧嘩は買うタイプ。考えるより動きたい人。しかしやはり王女、頭が悪いわけではないらしい。少なくとも兄よりかは頭がいい、筈。
中身に反して意外と女らしい所はあり、おしゃれやダンスも嫌いではない。だが、あまりそういう事ではりきると兄に何を言われるか見当がつくので言わない。あくまでも冷静な素振り。内心はキラキラわくわくドキドキ。宝石等キラキラしたものは大好き。故に、ライラの剣には宝石があしらわれた物が多い。
国民に認められているか不安らしいが、本人が思っている以上に国民からの信頼は厚い。ちゃんと国民の意見を聞いてから国の事は決めたいと思っている。
意外と力が強いがそれを上回る剣技で相手を圧倒する。裏をかくのが得意。
魔法は少しだけ。魔法剣は使えるが威力が全く感じられない。下手すると一般兵より弱い。だが回復は地味に出来たりする。


ルーク
王子/兄/15歳/俺
双子の兄。武器は魔法。
妹の事は叱りつつ褒めつつ実は好き。要するにシスコン。ついでにツンデレを地で行く人。こちらもライラと同じくよく怒るが、大体後の事は何も考えてない。ばか。頭は若干悪い方。というか興味がない為やる気もない。勉強は大抵抜け出すので、教師をよく困らせている。勉強?しなくても生きていける!
中身はとにかく男らしい。いや、大雑把。
正直に言うと、ライラさえいれば他はもうどうでもいいらしい。ライラさえいれば大丈夫。何故なら俺様だから。父上や母上よりも妹を取るとは貴様…
いわゆる"ガンガン行くぜ!俺様タイプ"。世界は多分自分とライラ中心に回っていると思っている。
魔力の強さは歴代王族の中でもダントツだが、本気を出さない為落ち零れと見られがち。
得意なのは闇魔法だが、国柄理魔法を中心に使う。光は詠唱がめんどくさいらしい。

キャラ設(傭兵団)

ひょんな事から出会ったマリナとエド、それから少女とおっさんと猫の傭兵団の話。


マリナ
団長/17歳/女/あたし
孤児だったところをマナに拾われ、名前をもらう。両親の記憶は一切なし。
マナに剣等を教えてもらいつつ、のんびり生きていたがマナは2年前に病死。また天涯孤独になった時に酒場で出会ったエドと何故か意気投合(ほぼエドが一方的にだが)。
その後マリナ傭兵団設立、団員もそこそこにまたのんびり暮らし始めた。
東洋の剣を使う。力は弱いが速さに長け、巧みな剣技とその素早さで相手を翻弄するのが得意。
好物はベリー酒。
しかし酒に弱い為、1〜2杯が限度。
尊敬する人物はマナ。アナは親友。エドはうざい人、ロディはおっさん。クララは癒し。
無愛想だが笑う時は笑う。
1人でフラフラ何処かに行くのが好き。


エド
団員/20歳/男/オレ
何かと静かになりがちな傭兵団のムードメーカー。しかしHでKY。でも無愛想と内気とおっさんと猫だから仕方ないよ…うん
超甘党。常に口には飴。アナが作ったお菓子には目がない。食べるだけでなく作るのもそこそこ得意なので、たまに自分で作って自分で食べる事も。
主に大剣を使う。意外と筋肉質。
サブで斧を使ったりもするが、まだまだ下手。ロディに教えてもらっている。飲み込みは早いらしい。
地味にマリナに好意を寄せてい…る?
実はエドも孤児だったり。
両親についてはいい記憶がないらしく、あまり過去を話したがらない。そういう意味では一番心を閉ざしているのかもしれない。でも、そんな事を全く気にせずに接してくれる団員が大好き。
猫が好きでよくクララにちょっかいを出すが、クララからはあまり好かれていないらしくすぐ引っ掻かれる。


アナ
団員/16歳/女/私
傭兵団で唯一の回復&魔法の使い手。前線に出る事はほとんどない。
内気な正確で、エドを最初に見た時は不良と勘違いしてリンゴを投げ付けた事も。アナ曰く「それ以上言わないで下さい」
しかし意外と毒舌だったりする。
常に敬語で喋る。内気な為にサバサバとした性格のマリナを尊敬していて、マリナも自分にはない女らしさを持っているアナを羨ましいと思っている。マリナとは親友。
大人しい見た目に反して魔力は強く、加えて回復、炎魔法、風魔法、雷魔法、光魔法、闇魔法を使い分ける為、非常に重要なポジション。別名魔王。ただし体力は少ないのが欠点。
家事は全てアナの仕事。基本的に交代制だが、指揮を取るのはアナ。家庭面に関してはアナが一番偉いと思われる。
お菓子作りが好き。エドは本当に美味しそうに食べてくれるので、見てて嬉しいらしい。


ロディ
団員/25歳/男/俺
皆の頼れるお兄さん(多分)
気がつくとフラフラ何処かへ行く団長、HでKYな団員1、おっちょこちょいでどこか抜けてる団員2、自由気ままな猫に振り回されっぱなしの苦労人。
おっさんおっさん言われてるが、実はそんなにおっさんじゃない。そこまで老けてない。お前らが若すぎるだけだばかやろー
主な武器は斧だが、武器や力のわりに筋肉がないのを地味に気にしている。アナに言われた時は真面目に落ち込んだ。アナ本人に悪気がないのがまた…な…
すぐ明後日の方向を向く。その内倒れないか心配な人物ナンバーワン。
しかし、何はともあれ強い。強いし頼れる、が、学力はさっぱり。字が読めない。書けない。計算も出来ない。本当のバカである。


クララ
猫/3歳/メス
にゃー。
毎日自由気ままに生きている。
傭兵団の癒し。
特にマリナとアナに懐いている。エドは嫌い。
プライドは高いようだ。
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