∵ しゃちょう。
2013/06/09 21:40

「私の分まで会って来て」

会って開封一番そんなこと言われたから、頭の上に「???」飛ばしまくってしまった。
まじまじとしゃちょうを見遣りつつ(ちなみにしゃちょうの説明は後ほど書いとくでござる)、 色々聞きたいことが浮かんだけど「誰に?」ってのを最初に質問することに。

「誰って、りゅうせいさんだよ。りゅうせいさん…!」
だんだん! って本気で机叩く勢いが感じられるしゃちょうの切羽詰まった感が半端ない。
「…りょ、りょうくん!」
「そうりょうくん!」としゃちょうの顔がぱっと明るくなる。「舞台挨拶があるんだけど、私その日他のライブと重なっちゃってるんだよね…。なんでだよ! って心から叫んだけど、でも仕方ないし、でも会いたいし、ということで、こてち行って来て。レポよろしく」
「なるほどでござる」

でも、今まで何回かそういう舞台挨拶とか行った事あるけど、それに行けたのだって、全てしゃちょうが手配してくれたからである。
予約というか、チケ購入とか、場所とか時間とか、全部しゃちょうが考えて用意してくれて、「じゃあこの日のここに集合ね」っていうしゃちょうの言葉に「うす」って頷いて、当日その場所に行って、しゃちょうが居て、チケ貰って、で、舞台挨拶参加、という流れだったから、行けてたのである。

「しゃちょう…。レポしたいのはやまやまだけど…お恥ずかしながら多分h」 
「チケ予約くらいなら私がしとくから、せめて場所くらいはなんとか一人で辿り着いてほしい」
「え、チケしてくれるの? しゃちょうはいけないのに?」
「取りあえず会ってきて!生を見て来て!頼む!」
「お、おう…レポ…がんばる…!」
「頼んだ!ほんと頼んだから!」

ほんとなんで同じ日なんだよぉおお…!って悶絶する勢いのしゃちょう。
その姿をぼーっと眺めつつ、 このしゃちょうを満足させるレポをしなくてはならぬ事実にぼーっとしながらも実は内心冷や汗だらだらしてきた。けど、まぁなんとかなるかとG☆Jサインを出すこてち。
でもほんとに一人でそういうものに行くのが初めてだから、ちゃんと出来るかもの凄く不安である。しかも、好意寄せてる人の顔ってまともに見れないから、毎回舞台とかもまともにその人たちの顔見れなくて「い、一体なにしに…?」って呆然とすることが多いのである。


先日そんなやりとりをしたことを明確に思い出すような、デジャブ的感覚に今日またもや襲われることに。


「和歌山でトークショーあるけど、どうする?」
「わかやま?」と言えば、なんとなく逆三角形ぽいイメージがあるなぁとか考えるこてち。
「和歌山まで地味に遠いし、チケット取れるかわかんないけど…。交通費往復3,500円ぐらいと、トークショーチケットが2,000円+マリーナシティ入場料…。地味に高いのがちょっと痛い…」

しゃ、しゃちょうが落ち込んでいる!
それは由々しき事態だ!
な、なんとかしなければ!

「あー、和歌山っていってたのそれだったのか!でもしゃちょうに関してはぜひとも生りゅうせいさんみてほしす!」
「和歌山…行っちゃう…?一応、チケットは頑張ってみる!うん!こてちどうする?」 
「いこうぜいこうぜ!だっておとなだもん!」
「先着チケ取れた試しないから凄い不安…」
「うちもやってみるよ!2人でやってみた方がいいもんね」
「頼む…!」

そう言った途端、urlとか色々送ってくれた。
ちょっとわろた。

「車で行った方が安いのかどうか調べとく」とこてち。
「私免許も何もないから役立たずだよ!そこらへん!」としゃちょう。
「いいよwうちが運転そもそも好きだしいいよw」 

と、いうことで来週しゃちょうとチケ取れるかチャレンジしてみるお。


「しゃちょうしゃちょう」
「ん?」
「パンダヒーロー!」


「パンダというよりあれっぽい。主人をふるぼっこにするクマ」 
グルーミー!!!」





*bkm top clap#



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