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タイトルなし



タイトルなし

背中合わせのお付き合い
お互いの顔が見えないけど思っている事は解る
お互いの顔が見えないから考えてる事が解らない
そうやってあの日からずっと生きてきた
いっそ切り離す事が出来れば楽なのに、と思うけど相手の事を考えると「そんな事が許されるとでも?」と言われてるようで出来ない
だってその時の相手の顔がとっても悲しそうだから
想像でしかないけど悲しそうな顔しか出て来ないから
結局は憎む事で相手を思うしか方法が無いと思い込んで何度も殺そうとし何度も殺す
彼らにとって殺し合いは今出来る唯一の愛情表現になるんだろうな


タイトルなし

雪比奈の中での絶対的なものって平家に対する感情と事実で、100年以上それと共に生きてきた訳で、またその事実が平家にとっての絶対的なものになるんだろうな。

タイトルなし

あと雪比奈は何かに依存しなきゃ生きていけない子だと思う。
少なくとも平家と出会ってから。
昔は平家に依存して、その後は捜シ者に依存して、今は不死にされた事実に依存してる。
それは無意識だし解ってるのは平家捜シ者虹次ぐらいかな。あとゼド?

タイトルなし

捜シ者と一緒に居た時の雪はずっと葛藤してそう。

雪比奈に唯一付いてる傷は平家が突き刺したあの傷だけで、それが自分と平家を繋ぐものだから消したいような、でも消えて欲しくないようなそんな葛藤。
でも実際は包帯の下に隠れてるからほんとに残ってるのか、傷痕すらないのか確かめ様も無い。
ただ雪の中では在るモノと確定されてる。

ぐるぐる考えて最終平家の事で悩んでる自分に吐き気がして考えるのを辞めちゃうパターン。




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