前期の成績が実家に届きました。
部活と勉強の両立ができてないから叱られて部活をやめろと言われました。
なにも間違ってないから言い返せませんでした。
親が何の比喩でもなく倒れるまで働いて学費稼いでくれていることは知ってるけど
昔からその無駄に体を張った献身的な過保護なまでの尽くし方がどれだけ私へのプレッシャーになっているのか、あなたたちは知っていますか。
やりたいことだけやって、勉強も部活もサークルも中途半端にして、バイトもせず親のすねをかじって生きてるだけの私の言い分はただの我儘でしょうけど。
両立しようという努力はしてるつもりだった。
世間一般から見た私の努力は努力とは呼ばないことは百も承知してる。
結果が伴わない努力なんてただの徒労だってのは私の信条だけど、それでも大学に来てからの半年で私が欠片も努力しなかったなんてことは絶対にない。
いろんなものに挟まれて、どれから手をつけていかわからなくて、苦しんで。
それでも、いままで一人で何もさせてもらえなかった私が今こうして一人で生活してることがどれだけ奇跡的なことか。
何だかんだ言って結局サボってばっかなことは知ってる。
逃げてばっかりなことは自分が一番よくわかってる。
わかってるから、わかったから、もう頼むから私に関わらないでください。
あなたの声を聴くと、ただただ腹立たしくて仕方ない。
無理なら無理って言ってよ。死ぬ思いで私に尽くしてるから何なの。なんで私があなたのそのわけのわからない献身性にこたえなきゃいけないの。
自分のせいで失敗したことは自分で取り返すから。
いきなり1つ単位を落としたことも、車校にぜんぜん行ってないことも、部活に生活食われてることも。
あなたにいわれなくてもわかってる。両立しようと頑張ってる。取り返そうとしてる。なんとかしなきゃって思ってるから。
勉強したくて大学来たわけじゃない。あなたたちのその捻じ曲がった信条みたいなもののためにここまできたんです。だからその中でどんな人生を送るかくらい自分で決めさせてください。
失敗したことに対して、自分の努力に応えてくれなかったことで叱られると、ただもうひたすらに腹が立ちます。
ずっと我慢してたこと、全然関係ないイライラで湧き上がってきてもうわけわかんなくなってきたけど、とりあえずこれだけは言いたい。きっとこれを言うのは、最初で最後になるから、誰にも言えないから、ここで言わせてください。
わたしは過保護すぎたあなたたちの庇護の元で、そこから抜け出す努力もせずぬるま湯につかった生活のなかで育った。
あなたより要領もわるいし器用じゃないし、甘ったれで他人任せで楽観的で一人じゃ何もできない子だけど。
それでもあなたたちみたいな人生だけは送るつもりありません。
わたしは、あなたたちみたいな人間にだけはなりたくありません。
自分になかったものや与えられなかったものを、自己犠牲を伴ってでも与え続けて、そんな自分に満足して子供に認めてほしくて、でも一人で勝手に悩んで苦しんでるだけだから結局わかってもらえず、押しつけて否定して悲観して被害者ぶって。
私が実家生活最後の2・3年で学んだのは、あなたたちみたいなのと一緒にいると辛くてくるしくて縛られて、私自身も一番嫌いな最低人種に成り下がるってこと。
だから、そんなあなたには何を言われても腹が立つ。
声を聴くだけでイライラする。
わたしはあなたたちが嫌いじゃありません。
もうかかわってほしくないだけです。
成績悪かろうが自堕落な生活を送っていようが、もう、ほうっておいてください。