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ノータイトルデイズ02




『銃声』とは、『銃』の『声』と書く。それは、何故だろうか。



心臓はここだ



ソファから器用に飛びおりたリラは派手にローテーブルひっくり返す。殺し合いの時は喜びを隠せないようだ。だがそのせいで床にたくさんの紙が散らばった。仕事での大事な書類…と言ってもリラに通用しない。第一今のリラに会話は不可能だ。


ガンガンガン


僕ギリギリに撃ってくる。ゆっくりと追いつめるのがリラの一番好きな殺し方。僕はダイニングに移動してテーブルを倒し、盾にする。鋼鉄なので貫通はしない。だがもう表面はデコボコだらけで皿さえ置けない状態だ。


ガンガンガン


テーブルが弾をはじく。跳ねる弾はスーパーボールのように部屋中で踊る。


ガンガンガン


リラの放つ弾が、僕に言うんだ。銃声はまさにリラの『声』となり、僕の神経をノックする。


ガン
(さあ殺させてくれ)

ガン
(これは俺の存在理由だ)

ガン
(お前には聴こえてるんだろう?)


…ガン、
(俺の、“声”が。)



弾丸の雨をくぐりぬけリラの背後へ回り込む。その銃口がこちらを向く前に、僕はリラを気絶させる。今日はもう疲れたので、宴はオヒラキだ。


2010.03.11

ノータイトルデイズ01





「バァカばっか」


 リラの口から溜め息混じりのつぶやきが聞こえたのと、広げたままの新聞が宙へ放うられたのは、ほぼ同時だった。不安定に揺れながら床に落ちてくそれを、俺は横目で伺いながらコーヒーを注ぐ。やはり挽きたての豆の香りは落ち着く。俺は2つのカップを両手に持ち、キッチンからリビングに移動してリラの傍にカップを1つ置いた。テーブルに置いては飲まない。床に置かれる方が慣れている、らしい。片手に残ったコーヒーを喉へ通しつつ、先程の床へ落ちた新聞を見遣れば、“警察、連続殺人犯またも逃がす”との見出しが大々的に乗り出していた。


「チョロイもんさ」


 リラは細長い腕を伸ばし、床のカップを取る。一口で飲み干した後、カップをキッチンへと投げた。弧をえがいてシンクに入り、割れる。


「ちゃんとキッチンまで届くようになったな」
「あぁ、コツは掴んできた」


 ソファに寝転ぶその姿は猫のようだと思った。そんなにかわいらしいものじゃないが、と続けて思う。なぜなら、猫は殺人などしないからだ。


「つまんねェな」
「そうか」
「アンタも死ぬ?」


 つきつけられた銃口は、真っすぐに俺の眉間辺りを差している。古い銃だ。誰からか奪い、人を殺して自分を守ってきたのだろう。それがリラにとって、他人と自分を繋ぐ唯一のやりとり。引き金を引く度に放たれるリラの狂喜に満ちた悲鳴を、俺は幾度か聴覚からではないところで聞いてきた。


「さあ、殺し合おうぜ。答えは…―」


 だから俺はリラの心を満たすために引き金を引き、こたえる。


「イエスだ」


 俺は懐から銃を出し、手にあったカップをリラに向けて放った。即座に餌に食いついたリラは、嬉しそうに口端を歪めてカップを撃ち、粉砕する。その隙に俺はソファから距離をとった。
 弾丸で会話をする。一番手っ取り早いコミュニケーションだ。…そして今日も、夜は更けていく。



2010.03.10

カケラ

僕の存在理由をつきとめたくて
愛の存在意義がわからなくて

自分で自分の色をしらないんだ
おかしいだろう

いつもこころの奥ふかく
ピースの足りないパズル
かかえて焦ってただ駆ける足

日常に取り残されてく自分
建前だけが先走る
どうすればいい?
問いかけに答える声なんか
待ったってきこえない

どんな景色をみても
どんな人といても
パズルを完成させる
なにかが足りない
オトナになればわかる?

ごめんね
君の涙に気付けなくて
1番大事なものを
うしなうところだった
愛があるから君といるんじゃない
君といたいんだ
そしてはじめてそこに
愛がうまれる


ずいぶん遠回り
してしまったけど
うまくはいかない
毎日だけど

君にそばにいてほしい
ただ ただ


このみちのりの先に
僕の 僕だけのカケラが
あるね きっと

愛なんて

恋愛価値観
あなたの恋愛価値観語っちゃお(^з^)-☆

◎好きな異性のタイプ
→自分と価値観が似ていて、常識があり、自分にないものをもっているひと

◎好きな人ができるとどうなる?
→あー…結構わがままになってしまうところがあります

◎これだけは譲れない!!恋人にする条件
→融通の利くひと
 僕が頑固だから^^

◎逆にこれだけは無理!!なタイプ
→自覚のないナルシスト

◎どこからが浮気?
→ふたりきりで会ったりとかしたら、かな

◎男女の友情は有り?
→アリじゃないと困るなあ…
 脳科学上はないらしいけど

◎恋人と友達どっちが大事?
→同じ秤にかけられない。比較すべきものではないと思っています

◎どのくらいのペースで会いたい?
→最低月2回は会いたいかなあ
◎過去の恋愛は気になる?
→過去は過去。いまはいまです。
◎これをされたら冷める!!
→なにかと否定されたりしたら…

◎恋愛と結婚の違いは?
→恋愛において相手は自分自身を支えてくれる。結婚においては自分の人生を支えてくれる

◎尽したい?尽くされたい?
→尽くされたい

◎元彼と復縁は有り?
→そこに愛さえあればね

◎自分の友達に紹介する?
→とくに親しいひとにだけ

◎逆に紹介されたい?
→されたいですね

◎別れてから友達になれる?
→なれない、ですね

◎結婚を考えた人っている?
→います。できませんけど。一緒に生きたいと思ってます

◎そう思ったキッカケは?
→とくにありません。毎日を共にしていくうちに自然とそうなりました

◎何歳で結婚したい?
→できないんですよねー(笑)
 30までには一緒に住みたい

◎今現在恋人または好きな人はいる?
→います

◎その人と結婚したい?
→できるなら、ね

◎応援してます☆
→あざーす

◎そう思ったキッカケは?
→上に同じです

◎バトンをまわす人5人
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※はじめに※

PCから閲覧していただく読者様にすこしでも読みやすく、と思い、PC用のテンプを利用することにしました。
これからたくさんのひとがここに来てもらえるように、僕なりにがんばっていきたいです。
そこで、僕のことやこのブログの方向性?のようなものをあらためて書こうと思います。
初めての来訪者でない方も目を通していただけたらありがたいです。

僕、杉下はおなごです。でも精神的には百パーおなごではないです。
特に恋愛になると女性は僕のなかでは異性です。
自分のなかの男を見つけたのは高校入ってすぐでした。そっから自分が女性だという現実に真っ向から反発して男性のような振る舞いや恰好を好むようになりました。
でも、限界があったわけです。
どれだけ男性になりきっても、完全になれるわけじゃない。毎日の些細なところで性別の壁が立ちふさがる。
だったらもう割り切っちゃえ、と僕のなかでひとつのコタエがみつかりました。
どんな恰好をしても自分の芯は揺るがない。そのほんとうの僕を理解してくれるひとがいるなら、周りにどうおもわれていようがかまわない、って。
だから僕はせっかく女性として生まれてきたんだし、女性であることを満喫しようとおもいました。
おとこおんなだとか、心無い発言にいちいち傷つくのは、もう疲れたんです。
女性であれ男性であれ、僕は僕。「僕」は変わらないので、女性として生きていこうと思います。
…やっぱり心のなかでは女性になりきれない部分もあります。男性として生きたいとおもう気持ちもあります。
けど、どうあっても僕は僕だから。もし男性になれたら、それだけでしあわせになれるというわけでもないだろうし。
それに、僕には大事なひとがいるから。少しでもながく、一緒に生きたい。
自分の選んだ道が失敗なのか成功なのかはまだ分かりません。でもまちがってないとおもうんです。
僕なりに、毎日を楽しんで生きていきたい。
専門学校入学と同時におんなのこデビュー予定*

なんかややこしいので少しでもわかりやすく要約↓
・おなごである
・彼女がいる
・が、同性愛だという感覚はない
・実質中身はおなごでない
・でも生物学上おなごだから、おなごを満喫しようと決定
・男性になりきれていない自分が哀れだとも思う
・だから女性だということを受け止める
・ほんとうの自分は理解してくれるひとだけ知ってくれてたらいい
・僕なりにしあわせになってやる!

って感じですφ(._.)
こんなめんどくさい僕ですが、どうか見守ってやってくださいm(_ _)m

そんな僕が送るgdgdな日常をつづったのがこのブログです。
約束事などはあとくにありません
基本のネットマナー、ネチケを守っていただけたら大丈夫です^^
たまに気持ち悪かったり、のろけたりするので気をつけてくださいね(笑)
コメントや拍手は随時ウェルカムです
僕についての質問なども受け付けますよ..★
返事が遅くなるかもしれませんのでそれだけはご了承ください

そいでは長々とすいませんでしたー
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