お越し下さった皆様、並びに拍手を下さった皆様、有難うございました!
珠貴様
大分昔の話になってしまいましてすみません(汗)あれ苦瓜だったんですか!?でも結局、食べずに土に返しましたけど…(笑)
て言うかバージル先生、最初はお色気むんむんで生徒達に回し回されて頂きたかったのが、何か違う方向にどんどん向かってるのですよね(´д`)
まぁこれはいつもの事なので気にしないつもりですが、この強情さと悪運はバージル先生最強だと思われます。
情報等々有難うございました!
更新が滞っており、楽しみにして下さってる方々大変申し訳ございません(汗)
私現在、妄想と現実の狭間に挟まれ、この身引き千切れるかという日々を送っております。
例えば、“利きダンテが出来るバージルさん”な話。
バージルさんはある日突然“今のご時世、デビルハンターなぞ名ばかりで、事実上はニートではないのか?!いかん、就職をせねば!”という突拍子も無い流れから、バージルさんは就職を希望します。
しかしバージルさん、学歴や資格は皆無なので困りました。そこで、
“俺に出来る事…悪魔狩りと、少々の魔術の行使と…いかんいかん!こんなものは使えん!他に……そうだあれだ、あれがある!利きダンテ!!俺は人物を直接見ずとも、持ち物や体臭、体毛(部位不問)や爪の欠片でさえ、ダンテであれば100%それを特定出来る!!”
と閃き、何処でも必ずアピります。
そしてことごとく就職が出来ないのです。
最終的には、“まぁ顔立ちは父さんに似てかなり整っているから、ホストでもやるかなー…”
と軽い気持ちでぼやいてみると、必ずいずれかのダンテさんに聞かれています。
で、“ホスト、駄目、絶対!”と騒がれる。
しかし本人は気付いていません。実際は“デビルハンターという名の主夫業”をさせられている事に。
旦那(ダンテ)はしっかり密かに色々なところで稼いでます。
あとは、バイタル買うのけちって自力で回復する術を身に付けるお話や、変態じゃない父さんとの暖かい親子話、ダンテさんをボロボロに痛みつけるお話や、鍋奉行なバージルさん話等々…妄想は尽きず湧いて出てきます。現実って何だろう。(危)
とまぁこの様な感じで、更新こそ滞っているものの、妄想は24H営業中です!
以上、明日からの学園祭でのお琴の演奏会が物凄く嫌な私でした。(爆)
あ、あと、更新もう少し頑張ります(;´д`)
〜皆大好き!バージル先生!〜
「〜…」
「あらどうしたの、顔色悪いわよ?」
「そうか…?‥ちょっと、体調悪くてな…」
机に突っ伏しボンヤリと窓の外を眺める(初代)ダンテ。と、その様子を気にかけていたメアリ。たまには女の子らしい時もあるのだ。
「帰れば?」
「…しんどい」
「じゃあ保健室で寝てなさいよ」
「しんど」
「行け、って言ってるでしょう?」
私の言う事聞けないの?と、妙に穏やかな笑顔と優しい声で促されるダンテ。
「…は、はい…今すぐ…」
見た目の割に女に弱い(女は怖いという認識)ダンテは、重たい身体を引き摺って、のらりくらりと歩を進める。
ガラッ…
「あのー体調が……」
ゴポッ…ゴゴゴッ、プシューッ…キーッ、キーッ…バササササ…
ダンテが保健室の扉を開けると、そこには熱帯植物や、何本ものフラスコに収められた不気味な液体、真っ白な煙を吐き出す珍妙な機械、檻からこちらを見つめる獣が数匹おり、そしてダンテのすぐ横を色とりどりの大きな鳥が真っ直ぐ廊下を飛び去って行った。
「…部屋間違えた」
「誰かと思えばダンテじゃないか…どうした?」
ガサガサと奥深い所から生い茂った草木が揺れ、白衣に身を包んだバージルがやって来た。
「あ…いや、体調が…」
「あぁすまんな。ベッドを使え。そこを右に真っ直ぐ行き、赤い茸が生えている所で左に曲がればベッドがある筈だ。コンパスはきかないと思うから、感覚を頼っ」
「アンタ保健室と異次元繋げて何したいんだ?」
「…いや、ちょっと研究を始めただけがいつの間にかこうなっていて‥あ、動くな!その足元の花は俺が改良を加えたもので、皮脂の臭いを感じるとその対象物に向かって猛毒を含んだ胃酸を吹き掛けるぞ」
「何してんだアンタは!!」
バージルは妙な小型機械を持ち、花に向かって真っ白な煙を噴射した。
「よし、これで20分は大丈夫だ。ところで顔色が悪いがどうかしたのか?」
「だから体調が…いや、良い。帰る。俺ここに居たら二度とこの扉の向こうの世界に戻れない気がするし…」
しかしダンテが振り返るとそこに扉らしきものは見当たらず、生い茂ったツタが蠢いていた。
「…あれ?」
「あぁ、入口は今頃だと30m後ろだぞ」「……」
もう二度とあの平穏な世界には戻れないのかと、ダンテは両目一杯に涙を浮かべた。
さよなら皆、さよならストロベリーサンデー…
「目が潤んでいるぞ、熱があるんじゃないか?」
額に手を当て、心配そうにその顔色を覗き込むバージル先生。
ダンテは一瞬ドキリと胸がザワつくのを感じた。
「(色っぽい…)…あ、いや、うん…もう何でも良い…」
「待ってろ、今回復してやる」
「うん……は?」
ブツブツと小声で何かを唱えながら、呆然と立ちすくむダンテの身体をキュッと包み込む先生。そして、何とも形容し難い色や温度の光が籠り始めた。
「え、ちょっ…」
ドキドキと煩い程に動悸する心臓とは反対に、身体中にまとわりついていたダルさや寒気が徐々に失われていき、やがていつもの調子に戻っていた事に気付く。
「これで大丈夫だろう」
「いつの間にこんな…」
「誰かを傷付けるしか脳の無い術を身に付けた覚えは無い。そりゃ昔は金があったからアイテムで回復していたが、今はそんな金無いからな。ダンテ(若)の成績以外は殆ど何でも癒せる」
フッと微笑み、後方の草木に火炎放射を当てながら道無き道を突き進む。
何時間、否、何分かも知れない。
時間の感覚を失いつつあった頃に、ようやく扉らしき人工物を確認出来た。
「出口だ、もしまた体調が悪くなったらいつでも来い」
「あぁ、サンキュー…」
扉に手をかけ、ダンテの背をポンと手押しするバージル先生。
振り返った時にはもう扉は閉められており、辺りにはいつもの平穏な世界が広がっていた。
「バージル…」
もしかしたら夢を見ていたのかも知れない。
けれどダンテには、もう一度この扉を開く勇気も気力も残ってはいなかった。
「悪い……体調悪くても二度と来ねぇ」
ダンテは用務室から“立ち入り禁止札”を持って来て、「先生不在」と書き出してそれを保健室の前に立て掛けた。
体調が悪い時は家帰ろうね。って言う教訓。(何)
ちょっと最後の方、某アニメ、何とかと何とかの神隠しのラストを若干意識しました。
振り返っちゃ駄目、みたいなね。
て言うかバージル先生、本当何してんだろう。