最近は夜眠れないので
こうやって自分のホームページをいじってます。
なかなか自分が好きなCP小説サイトが見つからない( ;∀;)
その日、大事にしていた鏡を割った。
ガシャーンと、もの凄く大きな音を立てて。
でも不思議で、何だかその壊れた音がとても心地よい音にきこえた。
何だか心のなかが、すぅ〜とした感じだった。
翌日、母が心配して私の家にきた。
「どうしたの?こんな朝早くに・・・。」
私がドアの前で立つ母に、そう訊ねると
母は、私に言う。
「あんた、大丈夫?」
「・・え?」
顔を、鏡で映てみなさいと言われたが
生憎、この家にある鏡は、床に散らばり粉々とかした硝子の破片だけだ。
それを見て驚いた母に、元は鏡だった破片のことを説明する。
この時、私は母に言うのがとても嫌だった。
どうせ言っても、まぁその通りなんだけど
ドジなんだからとか、そんな所に置くからよとか
注意されるだけだと思っていたからだ。
でも、それは私の勝手な解釈に過ぎなかった。
「・・・そっか。その鏡が割れた時に、きっと今まで抱えていた思いが割れた(爆発した)んだね。」
「・・え?」
そう。その時ようやく気付いた。
割れる前、私は焦り、不安、色々なことで
精神的に追い詰められて苦しんでいた。
そしてあの割れた音がとても心地よくきこえたのも
抑え込んでいた感情が壊れ爆発したんだと。
母の言葉で理解できた。
鏡と一緒にわれたのは、今までため込んでいた
私の心の痛みだったんだ。