戦いよりもひるねが好き*
きょうはそらにまるいつき 4月30日 02:12






「きょうはそらにまるいつき」


story and pictures
by Arai Ryoji
荒井良二


みんながそらをみています
きょうはそらにまるいつき
(本文より)














穏やかな街を俯瞰で眺めているような静かな絵本でした。同じ街に住む人々の暮らしを満月と共に。基本的には見開きページに住人の誰かが月を見上げていたりいなかったりします。一度メインで登場した住人が別のページでエキストラ的に登場していたりするので、そういうのを見つけるのも楽しかった。超ゆるいウォーリー的な。(笑)














時折遠くの山や海の描写を挟んでいるのが、月の普遍さを表しているように感じられてよかったです。捉え方によっては時間は平等じゃないけれど、月はどこから見ても変わらないものね。あれ変わらないよね?ブラジル行ったら裏面とかないよね?














猫が集まる描写があるんだけど、そこだけ月の存在が遠い感じなのは何か意図があるんだろうか。月が出てようと出てなかろうと我関せずというか、猫のマイペースな感じの表現、、?私にはわからぬ、、、














赤ちゃんが見ている月がとても印象的でした。本当にあんなふうに見えているかどうかは置いておいて、小さい子の想像力やものの見方は未知数だよね〜。














ストーリーは抑揚のない平淡なものだけど、平和ってそういうものだよね。ストーリーがあっさりしている分、絵は油絵っぽいというか、絵の具こってり系の筆を感じられるタイプでバランス良好な良作だったように思う!そして私はいったい何様なんだよって感じ!!














そんな感じで3月に読んだ絵本でした。4月末日でビビってる。みなさんいつも見に来てくれてありがとう。購読してくれた人もありがとう。ソース焼きそばには辛子マヨ、塩焼きそばにはタバスコかけるのが好きです。誤字が多いけどあたたかく見守っていただければ。。お腹すいたなぁ。バイバイ!!
























コメント(2)



back next


[このブログを購読する]

-エムブロ-