…末期だ。角界は当分巡業自粛だろう。
 自己申告者は厳罰に処さないという言葉を信じて自己申告した60余名…予想以上の多さに警視庁が待ったをかけた。まぁ当然だよね。賭博は立派な犯罪です。相撲協会の一存で処罰出来ません。
しかも週刊誌で新に二人すっぱ抜かれた。この二人が自己申告者かどうかは謎だが、親方まで参加していたとは…『子は親の鏡(親は子の鑑だったか…?)』を周到する事態だ。


 一般には市販されない維持員席(相撲協会に200万円近い寄付をした人が維持員になれる)を暴力団に売却した維持員6名は資格剥奪、木瀬親方は部屋を閉鎖処分にされた。尤もこの一件では取引相手が暴力団かどうかなんて分からないし、人伝に頼まれて最終的に暴力団に回ってしまった可能性もある。処罰された親方に同情を禁じえない。
 だが、今回の賭博は違う。そもそも「後でわかったら大変なことになるから」なんて理由で名乗りでる、反省の欠片もみられない台詞!彼等こそ厳罰に処すべきである。
琴光喜関一人をスケープゴートとするのは間違いだ。関係者全員の実名公表をすべきである。

⇒飽く迄も名古屋場所開催に拘るのなら、角界は政界の様に民衆の支持を失うだろう。しかも政界は決してなくなる事は無いが、角界は違う。伝統文化が喪われるのは惜しいが、恥を撒き散らす現状よりはマシだろう。


【相撲関連】・2・