Quartz
Gilgit, Pakistan
82 × 30 × 29
話題:鉱物
お正月に近所の石屋さんで買った石・その3です。
透明なギルギット産水晶!
高さ7センチ程度、扱いやすいサイズです。
透明な水晶のポイントは埃にも水にも強いし、退色のおそれもないから管理しやすくて好きです。
ギルギットはパキスタン北部の町で、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈の間にあるそうです。
いわゆる「ヒマラヤ水晶」の産地のひとつでもあるようです。
よくある表現ですが、氷がそのまんま石になったような、非常に透明度の高い水晶です。
透明すぎて、写真撮りにくかった…(画像)。
形状やテリによって、アジア産っぽいワイルドさがあるのもお気に入り。
柱面には、細かな水晶の粒が無数に付着しています。
反対の面から見ると、気泡っぽい!
また、他の結晶と密着していたのが離れたのか、根本のほうはかなりボコボコとしています。
それがまたワイルド!
根本には黄土色のインクルージョン(ゲーサイト?)があったり、クラックで虹が見えたり、「ミスト」と呼ばれる細かな泡のようなファントムがあったりと、見ごたえも十分です。
透明度が高いのをいいことに、結晶面にカメラのレンズを密着させて、写真を撮って遊んだりもしました。コレとかコレとかコレとかとか。
やっぱり水みたいですね!
ついでに別アングルも。