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PS2《シャドウ・オブ・ローマ》

ハード:プレステ2
会社:カプコン

評価:よくない

古代ローマを舞台に、ローマ最初の皇帝オクタビアヌスと友人アグリッパがカエサル殺しの真相を暴いていくゲーム。
オクタビアヌスとアグリッパのパートを交互に進めていく。オクタビアヌスは潜入で、ひたすら敵に見つからないように隠れ、時には後ろから攻撃しながら進む。攻撃方法は、自ら剣を持つのではなく、ダンジョンにおいてあるロープやツボで行うため、常に攻撃できるわけではない。また、敵に見つかると敵が追いかけてきて殺される。逃げることしかできない。

アグリッパのパートはしっかり剣や縦を持って敵をざかざか殺して進む。

難易度はかなり高い。特にオクタビアヌスの潜入はタイミング命の進み方なので、非常に難しい。難易度は選択できるが、イージーでも難しいと思う。

良い点
プレステ2はもう古い部類に入るが、画像は綺麗。
ローマの雰囲気がかなりでている。街にいる兵士達の会話は面白く、ユーモアもある。また、オクタビアヌスを導くおじさんパンサはスターウォーズのジェダイ…オビワンみたいで渋くカッコいい。

悪い点
オクタビアヌスのパートは潜入が主なのでイライラする。

ボイスが英語。ローマはラテン語なのに何故英語なのか?最高に似合わず、チープさが増す。上官への掛け声が「イエッサー」。アメリカ映画のばりばりの軍事ものを見ている感覚に教われ、非常に興ざめする。ローマはいずこに?
また、オクタビアヌスパートで追いかけられる時に常に「エクスキューズミー」と言われ、イライラする(掛け声はうる覚えなのでちがったらすみません)。

アントニウスがサッカー選手みたいでアメリカン。

そして…評価が「よくない」の最大の理由は「残酷」だからだ。
ゲームの始まりはアグリッパのコロッセオでの剣闘士達の殺しあいから始まる。当たり前だが、人が人を殺す。血しぶきがたつ。そして、操作しているのはプレイヤー、自分だ。

私は甚だ気分が悪くなり、吐き気がしてきて一時間ばかり寝込んでいた。めまいもしていた。

ローマが大好きでこのゲームを手にしたが、私のように刺激に弱く、精神的に弱い人間は決して手を出してはいけないゲーム。
こんなに残酷だとは思わなかった。舐めていた。ゲームはオクタビアヌスの二回目か三回目かそこくらいまででプレイするのはやめた。もう二度とやりたくない。


残酷描写をなんとも思わない人にとっては、なかなか骨のあるゲームかもしれない。
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