今日は図書館が残念な事に閉館日でしたので、代わりにブックオフへ行き前から欲しかった乱歩小説を買ってきました。

それがこれ『悪魔の紋章』！
あってよかった〜。



私はこの本に入ってる『少年探偵団』が読みたかったんですよ！

なにせコレ『怪人二十面相』の続編ですからね！

（タイトルの『悪魔の紋章』って話も、珍しい指紋を持つ人が殺されていくらしいので気になってます）


↓『怪人二十面相』が入ってる光文社文庫版の巻はこれ↓


前回読んだ『怪人二十面相』は面白かった…。

何となく気分でここに感想は書かなかったんですが、私は大衆向け超娯楽物が一番好きなので非常に楽しませてもらいましたからね。

私は思いもよらず『怪人二十面相』で二十面相に散々笑わせてもらったので、『少年探偵団』でも彼がきっとまたオモロい事をしでかすのだと期待してます。

ああ楽しみだ！


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言い訳がましいですが、二十面相が好きっすよ。
昔から私は明智さんより二十面相派です。

確かに魅力的で格好いいですからね。
小説の描写見てますとどうやら色男っぽいですし。


が、今読んでつくづく思う。

アイツがあんなに面白いヤツだとは知らなかった…。

詳しく言うとネタバレになるから、ここには書きませんけど、散々爆笑させてもらいました。

カッコイイ！と惚れそうになるシーンもあるんですけどね。

でも、二十面相は、全てが完璧で色男なアルセーヌ・ルパンと違い、格好良さと愉快さが同居してる男だと思います。

風の噂で聞いたんですが、何かの話でヤツは小林君にやるといって予告状代わりに蟹をあげたとか。


…ちょっなんで蟹っ!!
小林君が気に入ってるのは分かるが、蟹ってねーだろ！

むしろ蟹って手が痒くなるから、小林君への嫌がらせじゃないのかっ！

…とゲラゲラ笑わせてくれる、そんな二十面相が好きです。


だからこそ、毎回最後に明智さんに必ず負けるのがちょっと悲しいんですよね。
（犯罪者なんだからしょうがないと言ったら、そこまでなんですが）