オススメ本!!

今回は幸田文さんの作品をオススメします!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ていうか私がお薦めするまでもないですが、作品の良さを私が再確認するために!(笑)

かの幸田露伴氏の次女で、いくつもの作品を執筆されていますが私は実は数冊しか読んでいない(笑)
が、読んだ数冊全てがお気に入りです!
読むと背筋がシャンと伸びる!








↑上二つは小説、下の『雀の手帖』はエッセイですが、どの作品もとにかく細やかで鋭い観察眼とその描写がすばらしいです!
常に冷静で思慮深く、人間味溢れる作風がすごく魅力的で、何度も読み返してしまいます\(//∇//)\

また作者紹介の欄に幸田文(1904〜1990)とありますが、彼女が小説の中で描く女性像というのがまた興味深い!
幸田さんが生きた時代、つまり女性と男性の生き方が当然のごとくキッパリと二分されていた時代に、女性が何を考えどうやって生きてきたのかが、彼女の作品を通して少し理解できるような気がします!




↑こちらは幸田さんの娘さん、青木玉さんの作品!
こちらは姉に借りて読みましたが、幸田さんが愛した着物の数々、どんな時に何を思って何を着たのか、「装い」を整えることの意味、日常の出来事に即していろいろと考えさせてくれます!

女性が身を着飾り常に美しくありたいと願うのは古今東西変わりませんが、幸田さんと今の私たちと比べてみると、共通点も相違点もあるような気がします



あ〜〜かっこいい!
こういう聡明で芯の通った女性になりたいものだ!!
ていうか毎度思うけど、新潮社の文庫って表紙のセンスむっちゃいいの多いよね(笑)