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その2年後、
修学旅行が終わり、私たちはまた仲良くなった
これもネギ先生をはじめとする皆さんのおかげだ
本当に感謝している
でも、一番感謝しているのは‥
「どうかしたん?せっちゃん」
私を受け入れ、今もずっと隣りにいてくれるお嬢様
お嬢様に私はどれだけ救われたか計り知れない
「いえ、何でもありませんよ」
感謝の気持ちはまだ言わない
まだまだ私は甘いから、お嬢様に助けられそうだから
でも
一つ言わなければならない事がある
「お嬢様」
「ん?」
‥ずっと一緒にいてください‥
*END*
桜の約束の続きになってます
短いのでこちらにアップしました
すみませんが今週の更新はこちらで勘弁して下さい
ちょっとありまして、小説を書ける気持ちではありません
春雪さん、ネタ提供してくださったのにすみません
絶対に書かせていただきますので
失礼します
楽しい中学を出て5年
20の歳に
貴女は私の元を去りました
私は貴女を大好きでした
好きで、好きで、
好きすぎて困ってしまった事もあります
私は貴女と一緒にいられて
世界で一番幸せでした
今も、これからも
貴女の事しか想いません
貴女の事は絶対に何があっても
忘れません
だから
私の事も覚えていてくれませんか?
会った時に
また私を懐かしい呼び名で呼んでくれますか?
最初で最後に愛した貴女
*
中学、高校を出た、刹那と木乃香は京都に戻っていた。
木乃香は優秀な術者を目指し、
刹那はその木乃香を護るため、力の向上を目指していた。
「うーん‥」
木乃香は蔵に入り、古い術書や巻き物を手当たりしだいに読んでいた。
「お嬢様」
「あ、せっちゃん」
蔵の入口で木乃香に話しかける刹那。
外の光と蔵の薄暗い間にいる。
「また勉強ですか?」
「うん♪もっと色々な事勉強して、立派な術者になるんや!」
「‥お嬢様なら、絶対になれますよ」
「あはっ。確かにせっちゃんがいてくれたら絶対になれるえ♪」
「いえ、最近はお嬢様に助けられてばかりで」
「だって、せっちゃんいつもウチのためにキズついとるやん。だからな、強いヒーラーになりたいんよ!そうすればせっちゃんの負担も減るやろ♪」
「そうですね‥」
何故か先程から刹那は木乃香の方を向こうとしない。
近いのに遠い距離
「なんかあったん?」
「いえ‥」
その距離を歩みよったのは木乃香だった。
「何があったん」
刹那の目を見つめて問う。
「何もありませんよ」
刹那は目を合わさない。
「せっちゃん。ウチらの約束は??」
「隠し事は無し…です」
二人が決めた約束事。
木乃香は自分が知らないうちに、刹那が影で無理をする事を嫌って『お互い隠し事は無し』と約束をした。
「‥嫌な事がありました」
「嫌な事?」
「とても、とても嫌な事です」
珍しく、木乃香に甘えるように身体を預けた。
「そっか」
木乃香はそんな刹那を少しほほ笑みながら、優しく抱き締めた。
刹那が自分に甘えてくれる事がうれしかった。
刹那の『嫌な事』を聞きたかったが、あの刹那が『とても』とつけるぐらい嫌な事をすぐに聞くのは無粋な気がした。
*
「いやや!」
「このか、落ち着きなさい」
「で、でもっ」
「このか」
木乃香は詠春に言われ、おとなしく座った。
「そんな急に言われたって‥」
はいっ!!
とりあえずここまでです
この展開
わかる人はわかるんじゃないでしょうか
うん。もう短編でUPしてよさげじゃないっスか?
だって‥
後、が‥ね…
…(´・ω・)‥
何も反響が無いようでしたら、短編でUPしま〜す♪
では(*´・∀・)ノ゛