海外製作のムーミンの映画DVD借りました。
ぬるぬる動くCGの谷のメンツが恐ろしかった。
声優さんはたのしいムーミン一家をそのまま使ってて、そのせいかキャラの違いがよりはっきりしてたかな……
ムーミンパパ→ウィスキーと花火しか頭にない、自分の経歴をひけらかし、なぜか貴族を名乗るがとうぜん庶民のええかっこしい
ムーミンママ→天然にもほどがあるだろ。それでもまだ日本のアニメ版に近いママ
ムーミン→彼はどこでもこんなんです。
フローレン→近年まれに見るアホびっち。すごい勢いでびっち。フィンランドの若い女の子はこんななのか。性格もめちゃくちゃ悪い。
スナフキン→髪の毛ない。出番ない。肌が灰色。
スニフ→最初のパーティーの時はそれらしきキャラいたけど、ムーミン一家と一緒にいたのは黒い犬?だった。スニフじゃないんだ。
ミィ→歯が黄色。口を開けると真っ黒。明らかに何らかの悪意が形を成した妖怪のたぐい。日本版のミィの方が話通じると思う。ずっと笑ってて怖い。
ストーリー→ある日海賊船がムーミン谷の近くで難破。海賊船からお金以外の、(それぞれが興味を持ってる)物品を拾ってくるムーミン一家。本とか花火とか熱帯植物の種とか、よくわからん悪口言いまくる虫(大量)とか。
そんでフローレン(びっち)が拾った雑誌のセレブに憧れて「リヴィエラ(南のリゾート地)行きたい」とか言い出す。
なぜか乗り気のムーミン一家、嵐の日にたよりないボートで南の海にこぎ出す。
なぜかリヴィエラにたどりつく一行(さすがメルヘン)。
なぜか自分を貴族号付きで名乗りだすパパ。(見栄っ張りというか浅はかというか)。
なぜか最高級ホテルのロイヤルスイートを「好意で泊めてもらってる」と思うママ。
なぜかセレブのチャラ男にあっという間に乗り換えるフローレン。カジノで爆勝ちしてリッチ。
……うん、なんていうか、ムーミンて本来こんななんだな、と色々と衝撃を受ける内容。まだムーミン谷の彗星は原作よりに作られてたんだな……たのしいムーミン一家を期待して見ると色々あたまパニクるので、体力がある時に見ましょう。
ダヤンのアニメの1巻もレンタル。
……うっすら存在は知ってたけど、あんまりいい評判を聞いてなかったので、おそるおそる視聴。
……基本的にダヤンというキャラクターは好きだけど、物語をよく知らなかったので、数々の衝撃のエピソードに絶句。終始ぽかーんとしてしまった。
なんだろう、基本的にメルヘンなんだけど、このほんの数センチ、数秒間違えただけで、「そのあと彼の姿を見たものはいませんでした」的なバッドエンディングになりそうな雰囲気は。不穏な空気ただようアニメでした。絵本の線画をそのままCGアニメで人形劇のように仕立ているので、NHK感満載でした。くるねこみたいな5分アニメです。
ダヤンがナウシカの人でした。ジタンの声が女性声優の少年声だったので、脳内でカンパネルラ(銀河鉄道の夜)変換余裕でした。
わたしは結構好きだけど、ファンとしては評価別れそうこれ。
続きも借りてみます。
ニーコさんまだ声優やってたんだなあ。