右が僕で左が誰かだったのに
いつの間にか自分がどっちか分からなくなって
見失っては見つけて
見つけては見失って
それを繰り返していくうちに
結局どっちも自分みたいで
でもやっぱり片方は自分じゃなくて
自分だと思っていたのに本当は自分じゃない
それがどんどんと増えていって
ぐるぐるぐるぐる螺旋を描くの
自分を見つけたくて
自分を探したくて
手に足に爪を立ててひっかいては
自分が一瞬見えたような気がして
もっともっとと思うけど
約束したから踏みとどまって
赤く腫れたそこを見つめては
結局自分も人間なんだなって気づき
それに涙流してみたり
無理しなくていいのに
作らなくていいのに
逆に辛いんだよしんどいんだよ
それが僕のためだというけど
それは所詮あてつけで
結局は自分のためなんでしょう?
それを僕のためだなんて
それらしい理由をつけては嘲笑って
そんなのちっとも嬉しくないのに
目を閉じて耳を塞いで
大声で叫んでも聞こえてくる
何がなんていえないけれど
何かが聞こえてくるの
体の隙間から、心の隙間から聞こえてくる
わけがわからない声が
わけのわからない理由を一生懸命伝えようとしてくるけど
僕はその一部さえも聞こえなくて
何度も尋ねて何度も考えるけど
結局答えが見えなくて終わってる
生きてる人も死んでる人も
関係なく聞こえてくる
聞こえてくるのかわからないけど
もしかしたら自分の被害妄想とか
勝手な推測なのかもしれないけれど
それでもなんだかなんとなく
こういうことなのかなと思ってしまう
また何を言いたいのか分からなくなりました
頭冷やしてこよう。