俺の考える【主従】とは、【立場の差】が明確であること。
俺と繭は【主と犬】という立場だが、実は呼び方などは重要ではない。
重要なのは俺と繭の【関係性】である。
二人の関係において。
俺が【絶対的な存在】であること。
繭が【仕え、尽くし、捧げたい】と心から願い行動すること。
絶対的な存在の人間が何かを強制するのではなく。
仕える人間が主からの力を求めるばかりではなく。
主は従者に真剣に向き合い、愛を持って、叱り諭し導くこと。
従者は主の愛や気持ちを感じ、心底仕え尽くし捧げること。
それが大切だと感じている。
強制したがる、求めたがるのは、あくまで【自分が中心】に居る。
そうではなく【大切な相手】が常に中心になるように。
相手の為に自分を律することが当たり前のこととして思えるように。
繭を教育し躾ていこうと考えている。
【SM】と聞いて、一般の方は、どんな事をイメージするだろうか。
薄暗く重い空気の部屋。
縄や鞭や蝋燭。
苦痛に歪むM女の顔。
それを見て高笑いするS男。
そんなイメージが多いのではないだろうか?
自分も、Sになる前は、そういうイメージだった。
しかし、いざ自分がSとして覚醒した時、【幻想】とは違う【真実】が見えてきた。
人それぞれ顔や性格が違うように、SやMにも様々なタイプがある。
カップルの付き合い方が、同じではなく、それぞれ違うように、【主従関係】にも色々な形がある。
【SM】という特殊な世界だからこそ、間違ったイメージを持たれやすい。
この日記では、繭との日々を通して、自分の【龍と繭の主従関係】や【龍と繭のSM】を表現していくつもりだ。
専属Mの繭がブログを書きたいというので、繭と共に登録した。
ここでは自分のSMや主従に対する考えや、繭との日々を綴っていこうと思う。