俺達は一緒にいないほうがいい。




別れよう。
そう言ったのは、彼だった。

あたしも、そう云おうと思ってた。



これで、おしまい。

健気な年下の役も、
変態ごっこも、
淋しいオンナの振りも。



全部、おしまい。


確実に、自分を傷つけたのは自分自身。

彼のせいでは、ない。









もう疲れた。

愛されたいなんて、思っちゃ駄目だね。