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千早ナミ 拝

☆拍手御礼&創作の舞台裏☆

こんにちは、千早です。今日は改めまして、嬉しいメッセージへのお礼と、創作の裏側を。

>2011.06.06 18:24の方
初めて挑戦した長編でしたが、こんなに親身なメッセージを頂けて光栄に思います。本当に、ありがとうございます!
わたし自身無双の中ではおっさんとヤンキーのコンビが一番大好きで、二人が出ているシーンを何度も見ては幸せに浸るというくらいですから(←危)…。

甘寧は一騎当千の活躍も見せる武侠ですし、きっぷの良い快男児ではあるのですけど、破天荒な行動の裏に、何か彼の中で欠けたものがあるのでは…と思ったのがキャラ造りの原点でしたね。実際、国家の宰相である張昭に軍議の場で恥をかかせてしまったわけですから。孫権は笑って許したとはいうのですが、社会人として極めてマズすぎる(苦笑)。
戦略眼も鋭く、腕っ節も相当のものなのに、どこか世間知らずなところがあるように感じたんです。事実、今までの職場では一度もまっとうに扱われたことがない。
その結果、「超人的な強さの裏に、脆さや孤独が同居するツッパリ」というコンセプトが出来上がったのだと思います。今までは肩で風を切って、否が応でも強がらなくては生きていけなかった青年が、ようやく心を預けられる人と安住の場所を得た。でも、一朝一夕にうまくいくか…と言えば、そうもいかなかったりする。そんな自分をもどかしく思ったり、「こんなはずじゃなかったのに」と思ったり、絶望してしまうことだってあって…。
一番キャラ造りというか、バランスで苦労したのは、実は甘寧なんです。今の自分のありようを「これじゃダメだ」と思っていて、何とか変わろうと一生懸命なんだけれど、片意地を張ってしまうところが抜けきっていない。傍から見たら、「ただ一人で空回りしているだけの構ってちゃん」に映ってしまうかもしれない…それだけは避けたかったですね。だからこそ、彼なりに成長しようとする面や、悩みを周囲の人との関わりの中でリアルに描こうと思いました。

呂蒙さんは絵に描いたような聖人君子でないからこそ、そういう甘寧を受け止められたのだと思っています。否定してしまいたくなるような自分をまっすぐ見てこられたからこそ、智勇兼備の名将に成長でき、人に優しくもなれたのではないかと。

私見で申し訳ないのですが、一番つらいのはたぶん誰にもSOSを出せない孤独と、「自分なんて何をやってもダメなんだ」と思ってしまうことではないでしょうか。

でも、そんなときこそ周りの人と手を取り合って、今いる自分を受け入れながら生きていくことが大切なんだと思います。
自分を許せないと感じていたのは蘇飛も同じで、優れた機略を持ちながら自分は大切な部下たちと死線を共にすることができない、それが辛いんです。だから、最後の最後まで誰にも詫びられなかった。自分が処断されるのはもう蘇飛の中で確定済みのことではあるのですが、悲壮感を出さずに、軍師として、何より皆のの無事を願う等身大の青年の決意として描けていればいいと思いました。

書いている間に作中の登場人物に勇気付けられたり、励まされることが何度もありました。呂蒙さんも甘寧も、蘇飛も、みんなそれぞれの言葉で語りかけてくるような感覚。その後は、「また頑張ろう」という気になれるんです。少しでも心に残る作品になったようで、何よりでした。

正式なお返事が遅くなってしまって、申し訳ありません。二人の物語はこれからも続いていく予定です。超低速更新ですが、また遊びに来て頂けると嬉しく思います。

☆拍手御礼☆

>06.06 18:24(本館)の方
お礼が遅くなってしまって、本当にすみません。最近は慌ただしい毎日が続いていて、なかなか落ち着いてパソコンに向かえないもので…。
それでもこうしてメッセージを頂けて、とても嬉しかったです。詳しいお返事は、後日改めてエントリー致します。
これからも、のんびりお付き合い頂けたら幸いです。

☆拍手御礼☆(別館)

こんばんは、千早です。あっという間に一ヶ月が過ぎたような気がしますが、まだ八重桜は満開でホッとするこのごろです。今日もうれしいメッセージへのお礼を。

>2010.05.30 M様
お忙しい中足を運んでいただいて、本当にありがとうございます!やっと実習にも慣れてきました。最初から完璧を目指して途中で転んでしまうよりも、今あるものをしっかり固めながら地道にやっていこうと思います。やっぱりスタミナ勝負なのか、おかわりも間食も増えたような(・ω・;)
M様も、どうぞお体大切に。美味しいものを食べたり、好きなこともして、無理のないようお過ごし下さい。

おなじみデコボココンビの新作もお気に召したようで、嬉しいです。ふたりのキャンバスにはどんな景色が広がるのか、イマジネーションをふくらませて描いた一枚でした。ドラグノフの趣味については千早の完全な妄想(オイ)なのですが、ひらめいた瞬間に「あ、この人らしいな」と納得できたんです。ただ眼にしたものを写し取るだけでなく、水のように対象に溶け込んでいって、その中に宿るぬくもりや喜びを描き出す…。そんな絵を描く人なんじゃないかと思いました。彼にとって、絵を描くことはおそらく自己主張ではないでしょう。サンボと同じく、大切に想うものと繋がるツールの一つ。
実際の仕事場でのドラグノフを描くのはほとんど不可能な分、オフの場での表情にしっかりリアリティを持たせたいといつも思っています。

本館の小説も読んでいただけて感激です!構想してから慌てて資料を探すという泥縄式の取材でしたが、あの時代を借りて、わずかでもいまを生きるわたしたちの心の支えになる作品を造りたい、そんな気持ちで書いた小説でした。いずれ創作の舞台裏もお話しできたらいいなと思っています。

M山は美女が多いだけでなく、その子ならではの「雰囲気」があるというか…。それが楽しみで通っているようなものなんですよね。わたし自身も、自分の描くものに来て下さった皆様が少しでも笑顔になれる力を込めていけたら、といつも思います。
こうしてお話しできる時間も、千早の大切な活力源ですので…。

春浪亭は、来て下さった皆様がそれぞれのペースで楽しんでいただけるホームページにしたいと思っています。どうぞのんびりとお付き合い下さい。

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