Oちゃん(あぁ…大丈夫かなぁ…もっと勉強しとけばよかったかも…あの時遊んでしまったからな…)
Oちゃんはちょうど受験を終えたところであった
しかし後悔の念を抱えていた
Oちゃん(あの時〇しおに会ったことは俺にとってプラス陽性だったのか…あれから余計〇しおのことが頭に入ってしまった…俺は間違ったことをしたのか…)
そうOちゃんは〇しおと会ったことで勉強が進まなかったことを後悔していた
あの時の二人…時はさかのぼりクリスマス
Oちゃん(明日はクリスマスかぁ…イブはちゃんと勉強したし…明日ぐらい〇しおと会っても罰は当たらないだろう。誘ってみよ☆)
プルプルプルプルプルプルプルルルリリリリラリ
Oちゃん「もしもし〇しお?勉強の調子はどう?照」
〇しお「絶好調だよ!どうしたの??」
Oちゃん「あ、明日なんだけど…」
〇しお「わかった!いいよ。ちょうど一年ぶりだしね。もう朝からみっちりだからね!」
Oちゃん「っえ…〇しおいいの?」
〇しお「何言ってんだよ。勿論いいに決まってるじゃんか。クリスマスだよ?1日くらい…ずっとOちゃんと一緒にいたいよ俺だって。」
Oちゃん「〇しお…じゃ…じゃ朝はファミレスとかで一緒に勉強してから…」
〇しお「うんそうしよ」
Oちゃん「わかった。ありがとう。じゃ」
〇しお「うん。じゃ。明日楽しみだね照。とりあえず渋谷のハチ公前8時ね!」
Oちゃん「えっ!?渋谷なんてカップルだらけじゃ…」
〇しお「何言ってんだよ。俺たちだってカップルだぞ照。ち、遅刻は許さないからな!照」
Oちゃん「ふふ照笑わかったよ」
そうして二人はクリスマス会うと愛の誓いをしたのだった
Oちゃんはその夜楽しみで仕方がなかったのだった
Oちゃん(絶対遅刻しないぞぉ。30分前にはついてやる!)
Oちゃん「あれっ〇しお!?」
〇しお「まだ待ち合わせまで30分もあるのに早いぞOちゃん」
Oちゃん「〇しおこそ何分前からそんな…寒かったでしょ。こ…これ去年〇しおからもらった手袋…おれはもう手温まったからこれ…」
すっ
〇しおはポケットから手を取り出した
〇しお「手袋ならもうしてるよ。去年ペアルックで買ってやったんだ。してこなかったら殴ってたところだよ照笑」
Oちゃん「〇しお…」
そして二人は抱き合った
〇しおはOちゃんの鼻をなでなでした(これは事実w)
そして二人はジュナサンへ行きクリスマス勉強会を開いた
お昼が過ぎ太陽がどんどん西に沈む
〇しお「そろそろ出ようか?」
Oちゃん「うん。そうだね」
行く当てもなかったが二人はただ一緒に歩いてるだけで幸せだった
イルミネーションを見ながら彼らは話した
Oちゃん「俺たち…この後どうなっちゃうんだろうね」
〇しお「そんなの知らないよ」
Oちゃん「ごめん…でもおれは〇しおのこと好きだし将来は…」
〇しお「わかってる。でも社会は俺たちを認めてくれないんだよ。日本じゃ狭いんだよ。」
Oちゃん「…」
〇しお「それでも俺がOちゃんを想う気持ちは誰にも壊せやしないさ。」
Oちゃん「お、おれだって!」
そして二人は抱き合った
周りのどのカップルより輝いていた
二人は本物のカップルなんだとお互いが認め合い愛し合った
Oちゃん「なんかお腹減っちゃったね」
〇しお「そうだね。いいラーメン屋があるからそこに行こうよ」
Oちゃん「どんな時も〇しおについてくさ」
そして二人はO-WESTに行くときの坂を登り歩いた
Oちゃん「み、みんな手繋いでるね…照」
〇しお「繋ぎたいの?はい」
Oちゃん「…〇しお…ありがと。あったかい」
Oちゃん(そういえばこの坂ってホテル街への坂じゃなかったっけ?おれの考えすぎかな…)
Oちゃん(あっあの角曲がったらホテル街…)
〇しお「はいここ」
〇しおはちょうどOちゃんの思っていた曲がり角で止まった
〇しお「ここのラーメン屋だよ。よかったあんま人入ってないね。ここは味噌が上手いんだよ」
Oちゃん「そ、そうなんだ。じゃそれにしようかな」
Oちゃん(やっぱおれの考えすぎだったのかな…)
〇しお「おやっさん。味噌二つの硬め脂身中で」
おやっさん「はいよ!味噌硬脂中ふたつ!!」
〇しお「Oちゃん…ここに来たからには入れたい物があるんだ…」
Oちゃん(えっ…〇しお…ま…まさか入れたい物って…まさか…えっ…えっ…)
動揺するOちゃん
〇しお「どうしたの??」
Oちゃん「いやなんでもないよ…」
Oちゃん(…初めてが〇しおなら全然嬉しいけど…おれは…果たしてそこまで受け入れることができるのか…)
Oちゃん(いくらクリスマスが特別で一年ぶりに遊ぶからって〇しおがそこまで…)
〇しお「Oちゃん聞いてる?入れてもいいの
??」
Oちゃん(これも愛といえば愛なんだ!うん!)
Oちゃん「も、もちろん〇しおのならよろこんで!!」
〇しお「??何言ってるの?ここの味玉おいしいんだよ。入れるの?入れるよおいしいんだから!」
Oちゃん(穴のことじゃなくてラーメンに卵いれるってことなの…な、なんだ…)
〇しお「おやっさん味玉ふたつで替え玉も」
おやっさん「はいよ!味、替え玉ふたつでー」
そして見事たえらげたのだった
〇しお「もうそろそろ帰ろっか」
Oちゃん「うん」
Oちゃん(〇しおがね…そんなことないよね…よ、よかった〜。でも………なんかなぁ…)
そして二人はまた手を繋ぎ坂を下った
別れの時がきた時
二人は今まで以上に抱き合った
まさに認めざるを得なかった
社会いや日本
いや世界中が二人を認めるほどの
熱き抱擁
そして二人は別れ
己のための道を歩み始めたのだった…
続く…