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ああ、

幸せなんて、小さなスプーンで掬えるくらいで十分なんだ

分け合える人が、いるかいないかだけだよ




ってあたしの大好きなAqua Timezが唄ってた。

涙が出た。
本当にそうだと思ったから。


どうして太志のうたは、子供の頃を思い出させるんだろうっていつも不思議






うちのママが、最近ずっと「おしっこしたいのに出ない」って言ってて、何回か膀胱炎の薬を飲んでました。
しかし何度も繰り返すので、きちんと医者に診てもらうと…

二年ほど前に発見された子宮筋腫が大きくなり、膀胱を圧迫していたようです。

子宮筋腫は本来良性の腫瘍で、得に生活に支障がなければ手術する必要もないようです。
しかし、うちのママのは、たった二年半ほどで倍の12cmにも成長していたそうです。

成長が早ければ悪性の可能性もあるらしく、精密検査を勧められ、血液検査やらMRIやら…先日色々検査をしてきたみたいです。



子宮筋腫が悪性になることはまずないらしい。
ただ、子宮筋腫(良性)と子宮肉腫(悪性)の判断は難しいらしく、筋腫だと思っていたものが、はじめから肉腫だったということも時々あるそうです。


肉腫はいわゆるガンです。


検査結果は二週間後ですが、
もし悪性だったらどうなるんだろう。

もちろん手術は必須だろうけど、他に転移してたら?

手術をしても、子宮肉腫は経過が極めて不良で、手術後三年以内に死亡する確率が高いんだそう。



ママも、姉も「悪性な気がする」とか「悪性だったらどうしよう?こわーい」とか普通に話してるけど、実際本当に悪性だったらどうすればいいんだろう?

まだ親50代なのに。これから一秒一秒無駄にせず、最期の時間を過ごすようにしなければいけないんでしょーか…

なんだか突然すぎてあたしには何が何だか(*_*)




ここ数年間、様々なことがあたしにも、うちの家族にも降り懸かってて、
一難去ってまた一難(´`)

これは試練なのか、罰なのかって思う。



どれだけ壁を乗り越えたら、普通に生きて行けるのか、幸せになれるのかって。



「巡る季節のように、悲しいときは悲しいままで
幸せになることを急がないで」

こんなことも太志が唄ってた。


その時は救われたと思った。

でも、今あたしにはママが死んで、それを乗り越えて生きて行けるような強さはないです。





ここまで苦しいことが続くと、本当になんでもない普通のことが幸せだったと思います。
本当にね、幸せなんて小さなスプーンで掬えるくらいで十分だ、って思うよ。

自分の大事な人たちが、健康で、当たり前に生きていてくれたらそれでいいって、
柄にも無くそんなジジくさいことばっかり毎日思ってしまいます。



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