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#001


吐き気がくるほどこの毒の香り
君に良いしれたボクはコレにのまれて
迷子なのはキミのほうでしょ?
形なく近寄っては唇を奪い食らう

大嫌い大嫌い

部屋の片隅溶けるようなこのビンの中
独り飼われたとてもきれいな体と
死に狂うその瞳がすぐ壊れそうで
この現実すら嘘だと
言葉などいらぬのだと

大嫌い大嫌い

「キミの口癖」

すぐに塞いで求めればいいこの熱を
珍しく辿り着いた夢の中に生ぬるい
すごくクダラナイ夢の夢が見えた
生きるのに邪魔な感情など遠に捨てた

ダイキライダイキライ

吊された無防備に絡むこの温度
好奇心で動くキミの手から逃げるように

ボクは笑いながら

ガラス越しに触れた少しだけ冷たい感触
鳴きながら謳う声は裏で跳ねて
聞こえない聞こえないと叩くキミ
今更この猫は側にきて甘えるというのか

大嫌い大嫌い

ボクはこの透明な硝子すら一度も
壊そうとはしなかったっていうのに
「ボク」は何のためらいもなく壊してゆくんだね


夢見る景色はガラス越し
自分の影潰して

セピア色続く
その鳴き声は聞こえない



千年の眠りから覚めた


これが私だとすれば、

教えてやろう

「あなた」

望んでた答えなど
差し出しはしない

行方


アカツキの黄色いソラに縛られた

ほら、もう君は

其処から動けない


どこか寂しそうに、困ったような顔で

そんなことを言うもんだから

うつつ


変わらぬ夢に

僕と君と"彼女"

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