ちょっとやってみたくなったので答えてみました。長くなりそうなので分割。今回は25問分。
そしてむだに前フリが長いです。
質問はこちらからお借りしました
↓
カップリングなりきり100の質問
後半の50の質問は恥をさらす覚悟ができたら載せます。
追記:鍵つき記事に載せ始めました
それは凛々の明星が世界の危機を救って半年後のこと。
忙しいなか久しぶりに全員で集合し、たまには息抜きを、と思ってナム孤島であるアトラクションに入ったときのことだった。
「きゃあっ」
「うおっ、なんだ!?」
それは所謂探索型アトラクションで、二人一組で入り、いかに早くゴールできるかというものだった。
そこでコンビを組んでいたレイヴンとリタがとある部屋に入った瞬間、ドアに鍵がかかった。
どんなにドアノブを回しても開く気配がない。
「……燃やす」
「ちょ、リタっち落ち着いて!おっさんたち蒸し焼きになっちゃうから!」
「なんなのよこれ!あけなさいよ、あけろ!」
『ようこそ質問の間へ。
こちらの部屋に入られたお二人様は、今からこちらが出す質問に答えてください。きちんとご解答いただけないと、この部屋からは永遠に出られません』
「「はぁ!?」」
機械的なアナウンスにふたりが呆然としているとモニターがふたりの前に現れた。
『ではお二人様、こちらのモニターに手をかざしてください』
何が何やら訳もわからぬまま、ふたりは言われた通り手をかざす。
『ありがとうございます。お二人様の関係は恋人同士、でよろしいですね』
「んなっ」
「ほえ〜、すごいすごい。なんでわかったんだろ。あってまーす」
「な、なにこれ。どうなってるのよ……」
『では、お二人様にはこちらの質問をご用意しました』
☆カップルさんに100の質問☆
「ひゃく!?100も答えんの?」
「入った部屋がまずったかしらね……」
「ううう…仕方ないわね。さっさと答えてこんな部屋とっとと出るわよ」
「そうね、さくっと答えてさくっと一番にゴールしましょ」
1 あなたの名前を教えてください
「俺様はレイヴン」
「リタ。リタ・モルディオよ」
2 年齢は?
「35歳」
「15歳。あと少しで16だけど」
3 性別は?
「ダンディーな男」
「バカっぽい。……女よ」
4 貴方の性格は?
「んー、女性にはやさしく、野郎にはそこそこ。意外に冷静に物事を見れる。あとは…若干後ろ向き?」
「そうね。冷静に自分の性格考えてみると思い立ったら一直線なところはあるかも。あとは私生活が少しずぼらかもね」
「“少し”でも“かも”でもなくてずぼらなの」
5 相手の性格は?
「魔導器バカ。真っ直ぐで一途。結構ひとりで突っ走る。かわいい物好き。ツンデレ。冷たそうな物言いの癖にすきな存在にはほっておくことができない」
「おっさんは基本的には誰にでもやさしいんじゃない?女好きで方々に愛をばらまいてる。あと自分でも言ってたけど後ろ向きね。ま、これでも前向きになったほうだけど。あと、なんていうか器用貧乏」
6 二人の出会いはいつ?どこで?
「カプワ・ノール」
「あのときは騙し討ちにあった」
「あー…ゴメンナサイ。あのときは退っ引きならない事情が…」
「そういえば、あのとき絶対殴ってやるって思ってたのよね」
「……なんでいきなり指をぱきぱき鳴らしはじめてるのリタっちさん…」
7 相手の第一印象は?
「からかい甲斐のありそうなかわいい女の子…や、これはアーセルム号のときかな。んーかわいい顔なのに怖い顔してるなぁ、かな」
「殴りたいくらい腹立たしい胡散臭いおっさん」
「殴るのから離れて!」
8 相手のどんなところが好き?
「なっ」
「真っ直ぐで一途で一生懸命でキラキラしてるとこ。本気で怒ってくれるとこ。たまに見せる笑顔が半端なくかわいいとこ。まだまだあるけど時間ないからこんなもんで」
「えっと…」
「ほらほらリタっち早く早くっ」
「うっさい!」
「ごふっ」
「……こんな風に打たれ強いところかしらね」
「ええ〜そんだけぇ?」
「……優しいところ、いつもあたしの近くにいてくれるところ、どうしてもほっておけないところ」
9 相手のどんなところが嫌い?
「食生活が疎かにしがちなとこ。研究と読書に夢中になりすぎるとこ」
「綺麗な女を見かけては鼻の下伸ばして声かけにいくところ。自分の命を顧みないところ。お酒強くないくせによく飲みに行くとこ」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「いいと思う」
「……気の迷いとしか思えないけどね」
「ひどーい」
11 相手のことを何で呼んでる?
「リタっち」
「おっさん」
12 相手に何て呼ばれたい?
「たまには名前で呼んでくれていいのよ?」
「……おっさん」
「リタっちってば聞いてるー?」
「最初はそのふざけた呼び名で頭来たけど、もう慣れたからそのままでいいわ」
13 相手を動物に例えたら何?
「猫」
「……名前は鴉なんだけど、どっちかっていうと渡り鳥かしら。ふらふらしてるし」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
「魔導書かな。身に付けるものならイヤリングとか」
「んー…お守り」
「プレゼントに?」
「あんたが無茶ばっかするからでしょ。あとは温石かしら。寒がりだし」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「リタっちがくれるものならなんでも嬉しいわよ」
「……あたしも」
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
「さっきも言ったけど生活を疎かにするとこ。それでおっさんのこと構ってくれないとこ」
「無茶ばっかするところ」
17 貴方の癖って何?
「なんだろ。考え事するときに顎撫でることかしらね」
「あ、ほんとだ。今もそうね。あたしはー…あ、これ」
(考え事するときに足をとんとん鳴らす)
18 相手の癖って何?
「怒ると本の角で殴る。魔術ぶっぱなす。お礼を言うとすぐ照れる。だがそこがかわいい」
「美人を見るとすぐふらふらする。……そういえば、あんたってすぐひとの頭撫でるわよね。これも癖なのかしら」
「リタっちかわいいからつい撫でちゃうのよ」
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「おっさんのことをほったらかしにするとこ」
「お酒のんで酔っ払って帰ってくること」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「たくさんありすぎて……リタっちすぐ怒るんだもん」
「怒らせてるんでしょ。あんたは……ごはん食べなかったときとか」
「当たり前でしょ」
21 二人はどこまでの関係?
「リタっちが18歳になったら結婚しようねって約束してるまでの関係」
「あう……///」
「照れないの。おっさんリタっちもらう気満々よ」
「〜〜〜〜」
22 二人の初デートはどこ?
「デートらしいデートって実はないよね。お互い多忙だし」
「……旅のときの買い出し、ちょっとデートっぽいかなって…ちょっとだけ思ったことがあるわよ」
「え、ほんと?」
「ほら、おっさんて帰りにクレープやアイス買ってくれたりとかアクセサリ買ってくれたりしてたから」
「おっさんたちの初デートは買い出しの帰りってことで!」
23 その時の二人の雰囲気は?
「甘いもの食べてるリタっちってかわいいなぁって思ってたんよ」
「おっさんもたまにはいいことするじゃないって思ってた」
「ま、厳密にはデートじゃないからね、甘くはなかったわね…」
「?クレープ甘かったわよ」
「そういう意味じゃなーい」
24 その時どこまで進んだ?
「や、だからデートじゃないから……」
「えっと、宿屋の近くのクレープ屋さん」
「……リタっち意味が違うってば」
25 よく行くデートスポットは?
「んー、リタっちどこ行きたい?」
「別にどっか行ったりとかしなくていい」
「え〜……」
「休みのときは家で本読んでたいのよ」
「じゃあ、今度おっさんちで1日まったりしようっか」
「そうね、今度心臓見ようと思ってたし」
「……もうちょっとイチャイチャしたいなぁ、おっさん」
「心臓見終わったらね」
「えっ、いいの!?」