さ さんがつのライオン
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わたしはバイトをも一つ増やした

これでみっつになった

それでまんぞくしていた

あの子と同等になれる、と

こん詰めるあの子の身体を思いながら、

わたしはきれいな気持ちだけだろうか

不純が混る
潜り込む汚ない物

勝手におこるのも
かってに泣くのも

後悔するんでしょう
あしたは六時はん起きだよ?



そうおもって途方に暮れても


それはそれははずかしいくらいに
どうせどうせはしたないくらいに


もう きれいなほんとにきれいな。