[あなたに出会えて]は、ちょっとリアルも入ってるので
不快感を感じる方もいらっしゃると思います。
そんな方はスルーしてください
ほとんど妄想ですけどね
それでは第二章をどうぞ
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3期のオーデションも終わり、優ちゃんにも後輩が出来た
イジメも無くなりチームKのセンターとしてみんなに認められ
セカンドシングルも発売、オリコン7位で初のトップ10入り
優ちゃんと出会って半年が経とうとしていた
そうそう、同じマンションに部屋は借りたけど陽菜の部屋しか使ってない
ううん荷物部屋としては使ってるかな
陽菜たちはずーと一緒に住んでる、だって恋人同士だもん
初の全国ツアーの時東京以外はホテルに泊まるわけで・・・
部屋割りはAとKで別れちゃってて陽菜は麻里ちゃんとみ〜ちゃん
優ちゃんは佐江ちゃんと才加ちゃん
出会ってから初めて別々に寝る事に少し不安顔の優ちゃん
「こじぱー大丈夫かな 」
「佐江ちゃん達だから大丈夫だよ 」
と言ったものの陽菜も心配だった、別々の部屋で別々の布団・・・
もう、うなされる事は無なったけどたまに夜中ギューて抱きしめてくるのは
きっとまだ夢を見てるんだと思う・・・
佐江ちゃんにはもし何かあったら夜中でもいいから電話して!と言っておいた
何かあるんですか?て聞かれたけど笑ってごまかした
その夜、案の定、陽菜の携帯が鳴る
「すぐ行く!」
とだけ言って携帯を切る
「陽菜?どうしたの何時?」
麻里ちゃんが目を覚ました、2時過ぎ・・・
「ごめんチョット行って来る」
鍵を持ち驚く麻里ちゃんを無視して飛び出した
部屋に行くと鍵を開けてくれて
「にゃんにゃん優子が 」
指さした方を見ると
部屋の奥のすみっこに膝を曲げて体育座りのような恰好をし
頭を抱えてひたすら謝っていた・・・
「佐江たちが何を言っても聞こえてないみたいで(汗) 」
「ごめんね」
佐江ちゃんにそう言って優ちゃんのそばに行き抱きしめて
「優ちゃん陽菜だよ、もう大丈夫だよ」
て言うと顔をあげて
「はるなー(涙) 」
て腕を首に回して抱きついてくる
「陽菜の部屋に来る?」
コクント頷く、佐江ちゃん達に
「ごめんね、陽菜の部屋に連れて行くから」
二人は何も聞かずに頷いてくれた
手を引いて部屋に戻ると麻里ちゃんが起きていて
「ニャロどうしたの?」
後ろから入って来た優ちゃんを見て
「ゆっぴー ?」
「また今度話すから今日は寝よ」
「わかった・・・」
陽菜のベットに入って抱きしめると小さな声で
「こじぱの匂いがしなくて・・・ たまに夢を見るけど
いつもこじぱが横にいて守ってくれてたのに・・・
こじぱーて呼んでもどこにもいなくて匂いも全然しなくて・・(涙)」
「もう大丈夫だから寝よう」
「うん・・・ 」
おやすみと言っておでこにキスをしたてあげた