先生に放課後呼び出されていた陽菜

今は急いでCDショップに向かってる

「あっいた、優ちゃん!」

声をかけても聞こえないのは当たり前

だって彼女は・・・・・

後ろへまわり方をトントンとたたくと
ヘッドホンを外しながら振り向くと
とびっきりの笑顔で

「にゃんにゃん(-∀-`) 」

そう!両頬に出来るこの笑窪が大好き(бвб)
でもすぐに陰のある笑顔に変わる

「何聴いてたの?」

「いつもと一緒だよ」

「またクラッシック?」

「勉強にもなるしこの曲大好きだから」

優ちゃんは高校を卒業と同時に留学することが決まっている
ドイツでヴァイオリンの勉強をするんだって

「ふーん(бвб)」

「にゃんにゃんは興味ないもんね」

「そんな事ないよ、ゆうちゃんの弾く音は好きだもん」

「アハッありがとうでもこの曲ほんとにいいから
聴く機会があったら聴いてみて」

「機会があったらね」

「もしも私がCDデビュー出来たら
にゃんにゃんの為だけにリサイタル開いてあげるね」

「わぁー贅沢、約束だよ!楽しみにしてるね♪」

「うん、約束!」

そう言っていたのに