「みーちゃんおやすみ〜(бвб) 」

「ちょ、あんたギリギリに入って来ておやすみって・・・
おはようが先でしょ」

「うーん・・・おはようおやすみ(бвб) 」

「また夜遊び・・・?」

「ん〜ちょっとだけ」

「フラフラするのやめなよ
最近物騒なんだから」

「おばさんくさーい」

「私は陽菜の為を思ってだね」

「分かったから、寝る」

だって家には誰もいないし・・・
お金だわたしておけば子供は育つと思ってるんだから仕方ないじゃん

まあ、体は十分育ったし、頭は・・普通のちょっと下ぐらい?

それに・・・・少し相手するだけで数万円くれるんだもんやめられない

机の上にタオルを敷いて小さいピローを置き準備万端

「いつ起こせばいいの」

「お昼(бвб) 」

「はいはい」

この学校は自由だから好き

勉強するのもしないのも自分の責任だから
取りあえず出席とテストの点を取ってれば進級し卒業できる

まあいつも追試受けてるけどね


寝る体勢を決めウトウトしていると廊下の方から

(サドは二組だろ)

(自分は優子さんのそばを離れません)

(この学校は大丈夫だって)

(安全な場所なんて今は有りませんから)

(ほセンこうも困ってるじゃん・・・
睨んでセンこうを脅すなって(笑))

声大きいし煩いんだけど・・・

ガラガラ

「あぁー皆さんおはようございます
今日からこのクラスの仲間になる転校生を紹介します」

「マジ女から転校してきた大島優子だ!こっちはサド」

「優子さんに手を出す奴はこのサド様が許さねえからな」

「ちなみにこいつは二組だから、ほらもういいだろ
どう見ても弱いやつしかいねえみたいだし隣に行け」

「やっぱ、私もこのクラスに・・・
「うっさーい!!」

「へぇ?」

「煩い煩いうるさーい!!」

「おめえの方がうるせえよ」

「人が気持ちよく寝ようとしてるのにうるさくて寝れないじゃん(怒)」

「おめえ名前なんてんだ?」

「言いたくないし・・・」

「てめえ、優子さんが聞いてらっしゃるのに答えろ(怒)」

「サド落ち着け、可愛い顔してるのにいい度胸してんじゃねえか(笑)」

そう言いながら陽菜の体を舐めるように見たかと思ったら

「よし!おめえ私の女にしてやる!」

「はぁ?」

「ゆ、優子さん(汗)」

「今日からお前は優子様の女だ」

そう言うと周りを鋭い眼光で見渡しながら

「いいか、誰も手を出すんじゃねえぞ」

「ちょっと、あんた女でしょ?」

「そうだけど問題でも?」

「問題大ありだし(怒)それにそっちのノッポの人が
彼女じゃないの?」

「サドか?こいつはなんていうか・・・私の壱の舎弟で・・
まあ、家族みたいなもんだな(´-∀-)」

「優子さん(涙)」

嬉しそうな顔をしたと思ったら陽菜の方に近づいて来たから
咄嗟に身構えると

「おいお前そこのけ」

慌てて逃げるへっぽこ男子それでもついてるの(怒)?

「お、席空いてるじゃん私ここでいいんだよなせ・ん・せ・い」

「は、はい」

ウソでしょ、先生の威厳は?

「はぁ?そこは北川君の席なんですけど(怒)」

「おい北川ここおめえの席か?」

「いえ、違います(汗)」

「だとよ、よろしくな(´-∀-)」

笑った顔に笑窪が出来てるけど目が笑ってない・・・

「そうだ、おいこいつの名前なんて言うんだ」

「小嶋陽菜さんです」

うそ・・・そんなに簡単に生徒の名前教えて言い訳?
個人情報の何とかにならないの?

学校だから無理か・・・

助けを求めるようにみーちゃんを見ると

あちゃーて顔をしていた