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あい

人は誰しも

愛を求める

だからこそ

傷つけ、

傷つき、

信じることを

止めたくなる

けれど

人は誰しも

一人では生きていけない

誰かを

信じなければ

まっすぐ立っていることが

出来ない


愛を求め

愛を信じ

愛に裏切られ

それでも人は

愛を追いかける

自分が愛する人を

守るために

自分が愛する人に

包まれるために

遠距離

『今すぐ会いたい』

そう思うのは

わがままなことなの?

傷つけたくなくて

遠回りになっていく心が

もうこれ以上

1人で走っていくのは辛い

そう叫ぶの

『今すぐ会えない』

そう現実が言っているのを

耳を塞ぐことしか

溢れる想いを

留めることはできなくて

躍る心と

切ない気持ちに

思い出を蘇らせられる

『今すぐ会えない』

そう分かっていても

『今すぐ会いたい』

そう言えたなら

どんなに心が

楽になることでしょう

教えて

ねえ教えて

あの人を忘れる方法を

この気持ちを拭い去る術を

ねえどうして

離れなければいけなかったの

好きではいけないの

私は知りたいだけなのに

その分'好き'が増えてゆく

ねえ教えて

もう元には戻らないこと

知っているはずなのに

ねえどうして

あなたを見るとこの胸は

ズキリと痛むの

あなたの優しさ 愛しさ ぬくもり

あなたの全てを

知ってしまったから

あなた以上はいない、と

悟ってしまったから

私はもう戻れない

'あなたを知らない私'に

ねえ教えて

あなたが私を好きだった

このことは本当なのでしょう?

それでも違う、と

違うと言って

そうじゃないと私

あなたをまた好きになる

凍えるような寒さを越えて

暖かさにゆっくりと目覚め

明るい日差しに顔を上げる

命が芽吹くその瞬間を

誰も知らない

けれど

誰もが待っている

ぱぁっと

その顔を上げる春を

あなたを好きになったのは

紛れもない事実で

今から後戻りは出来はしない

冗談が本気になったり

嘘が本当になったり

私があなたを好きになるのは

春だからではない

誰かが何かにぶつかったり

誰かが何処かでつまづいたり

私が過去に縛られたりするのは

前に歩き出している証拠

見えない壁はすべて

見えない傷はすべて

私の心もすべて

見えないから苦しいもの

それは冬が明けるからではない

けれど

新しい何か

古くなった何か

私が上っている階段は

誰かが作ったシナリオじゃない

全て自分の作るもの

だから

春の訪れは

すぐにやってこないこともある

ただ少しだけ、

寒さが厳しかったから

春が待ち遠しかっただけなんだ
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