初代捏造大空×雲
アッロードラ視点で書いてるとラウラの名前があまり出てこない(汗)
突然、執務室のドアが開けられた。
「ジョット様!お探し致しましたわ!」
ノックもなしに部屋に入るとは失礼な女だ。
これが僕の部屋ならドアを開けた時点で咬み殺しているとこだよ。
ジョットは甘いから苦笑いを浮かべているだけ。
同盟ファミリーのボスの娘だから遠慮してる部分もあるのだろう。
(って言ってもボンゴレのほうが規模も大きいし、格も上なんだから、遠慮するのはセレーニのはずなんだけど。)
女の行動に呆れていると、女はジョットの腕に体を絡みつかせた。
甘えた素振りを見せつけているつもりなのだろうが、思わず退いてしまう。
「まだ私、この屋敷のこと全然知りませんの。案内していただけないかしら?」
「すみません、ラウラさん。今日はもう時間も遅いので、部屋に案内させましょう。屋敷の案内はまた今度ということで。」
にっこりと笑っていったジョットは笑顔のはずなのに、何故か威圧感があった。
女もそれ以上何も言えなくなり、部下に連れられて下がって行った。