アラカルトみたいに選べない


一番大好きな人の前でだけは誠実でありたいと思う
めちゃくちゃどうでもいいこの体も簡単には見せられないこの脳みそも
ほんとうは触りたいし触ってほしいけど全部あげるし全部いらないけど
一度明け渡してしまえばもう二度と元には戻らないから
汚れてしまえば残るものなんて何もないんだから
だから絶対に一番大好きな人には何も言わないし知られちゃいけないの
それが私の誠実なの
空虚なこの体はかりそめの愛だけを知って灰になるのをただ待つだけ
言葉だけを真空パックして死ぬ間際まで抱きしめていたい
ぐしゃっと潰されて温度も色もわからなくなる
本当に好きなの大好きなの
死ぬ瞬間もきっと思ってるの
重いかな?言わないからいいよね?


今月の擬人化物語のさきとさんがかわいい
そして文章は切ない…

お米あんまり好きじゃないけど
残さず食べられるようにしようと思いました(´`)
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