帝国海軍恋慕情「平塚茂」



●平塚 茂/ヒラツカ シゲル(cv前野智昭さん)
軍楽隊に所属し、担当楽器はサックス。見た目はブロンドヘアーに青い瞳であるため、異国の血が混ざっている様子。明るく不真面目で節操が無い。








〜ネタバレ〜
諜報員として新人である主人公はまだ一人で活動ができないため、まずは平塚の元について活動することになる。与えられた任務は平塚と相棒となり、軍の中にいるスパイを探すことだった。
が、平塚は普段から不真面目であり、主人公にろくに仕事を教えてはくれなかった。
真面目である主人公はそれでもめげず、平塚について回り、そんな主人公を見て平塚も心を開き始めていた。
しかしそんな時、平塚は不穏な動きを見せた。敵国ロシヤ人の初老の男と密談をしていたのだ。それを知ってしまった主人公は彼らを調べ始めるがなんとその初老の男は平塚の父であるミロノフだった。ミロノフはロシヤ将校であり、平塚の母の白妙が遊郭に勤めていた時の上客であった。当時ミロノフは白妙に熱を入れており、そのまま見受けをされると思ったが白妙は捨てられてしまい、更には気づかぬうちにミロノフの子である平塚を身ごもっていたのだ。子ができた遊女は見世を追われることになり、白妙と平塚は外国人街でひっそりと暮らしていたが白妙が病気になりそのまま亡くなってしまったから平塚は今の軍に入っていた。
そんな時に急に現れたミロノフは、自分の子がいることを知り、平塚に軍を裏切りロシヤのスパイになれと言っていたのだ。父親と、仲間を天秤にかける平塚だったが平塚を信じている主人公は彼に「信じている」と告げる。
しかし、実は真相があった。主人公だけが知らされていなかったのだが平塚は一人で隠された任務を与えられており、父親の口車に引っかかったふりをし、その仲間を一挙に捕まえるために二重の任務を与えられていたのだ。その甲斐あって事件は解決、平塚も父親にハッキリと仲間にはなれないと告げ、軍楽隊へ戻ってきた。
一人だけ知らされていなかった主人公だったが、それも平塚は謝ってくれ、母親がい思い出の地だと連れて行ってくれた桜が綺麗な場所で主人公にプロポーズしてくれ終わる。

(帝国海軍恋慕情〜明治横須賀行進曲〜)



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