ログイン |
ニート四男 …で、そんなモンどうでもいいんだよ。とりあえずあけおめ。ことよろ…は、どうでもいいかな。強制したくないし。とにかく酸素を吸って吐く、みたいなことしかしてないようなニートの分際でさ、初詣とか行ってみたわけ。珍しくトッティに誘われたし俺も機嫌良かったし、たまにはさっむい中並んでお参りしてクソ高ぇだけの甘酒飲んでぶらぶらしてお守りなんかも買って、んでテンプレ的におみくじでもひきましょーか、つって。どうせ俺なんかに来られても神様だって迷惑だろうに。 トッティはトッティでお前絶対目的そっちだろってくらい可愛い恋愛成就のお守り選んだり恋みくじとか自分が納得するまで引き直したりしてたし。あー、俺たかられるのねわかるわかるー、なんてボーッとしてたらめっちゃ呼ばれた。 なんだよクソ注目されるわ殺すぞって呟きながら見てみたらいろんな種類のおみくじ。キラキラした顔のトッティ。あ、俺もうたかられてるわー的テンションで崩した小銭顔面に叩きつけてやったけどね。うん、もう小銭に崩してた時点で俺ほんと良いお兄ちゃんじゃない?せっかくだし俺も、って思ってシンプルな普通の…一般的なやつ?あれ引いてみたら見事に大吉で舌打ち止まんないよね。なんでこんなゴミクズの手の中にあるんだよ大吉、末吉とか意味わかんないの引いて微妙な顔してたあっちのガキに引かれてろよ大吉、お前馬鹿なの? …とりあえず、まぁ…なに、……ありがたく頂戴した。腐っても大吉だし。トッティにバレて結ばされたけど。クソ松にも見せたかったな、大吉……の、恋愛のとこと仕事のとこ。今年の俺はどうやら「相手を信じて自分をさらけ出す」と「悩んだら周りに相談すべき」を頭に入れときゃいいんだってさ。だからつまり、あれでしょ?俺はクソ松を信じて付きまとって、何かあったらクソ松に相談すればいいんでしょ?…は?他に誰に相談すんの。 ← 歪。 → |