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カレー記念日じゃないの!

カレー記念日が近いじゃないの!と書き出したら私にしては長い割には恋愛要素無くしてしまった。なんかそんなのもたまには書きたくなりまして。
さて文章を書くのは5年以上振りになります。アリスの後に極小ジャンルにいましたが、原作が配信終了になり読めなくなってしまい書くのも止まってしまい、その後バスケにもハマりましたがこちらも原作終了と共にフェードアウトしてしまったぶりなので随分と書いてなかったでした。
二次創作とも縁が遠くなっていたり。
そんな感じなので不慣れな人が新たに書き出したと思っていただけたらです。
久しぶりに書くの楽しかったです。
もう1本書いているので気が向いたら近日中にアップできたらです。

日記

火村の誕生日の話を書いたんだから、アリスもあるんだろうと思っていたらかけなかったでした。カレー記念日も嵐のように過ぎ去り、お祭りに乗り遅れた気持ちいっぱいです。うふふ(ちょっと悲しげに)

さて、日々の拍手ありがとうございます!!
更新の滞ったサイトですが、皆様からの拍手に元気いっぱい、マナベ元気です。
ドラマからこちら界隈が盛り上がっているように感じられ、また日々拍手を頂き何か少しでも動きが出せればと、ピクシブに過去3冊と併せて発行させていただいていましたペーパーのお話の一部を再録させていただきました。
一気にアップするのは疲れ…ご迷惑になるのでちまちまアップする予定です。
おぉ、何でピクシブなんだよって感じかもしれませんが、私も世の中の波に乗ってみたくなりました。
こちら『www.pixiv.net』が私の登録先になりますのでご興味持っていただけましたらご覧いただけたら幸いです。(他ジャンルの話もアップしています)
また当時、私の拙い話などにお金を出し、買い求めてくださいました皆様には本当にお話を書く勇気をいただきました。
ご購入いただきありがとうございました。

拙いって書きながらも読み返しても今の文章と大差ないのですが、6年前の私にしか書けず今の私には書けないキラキラしたアリスが居ました。
当時、尊敬する某さんに「マナベさんの書くアリスは飴ちゃんみたいでコロコロしていて可愛い」と仰っていただいたのが今なら分かる気がする文章と言いますかアリスのテンションの高さでした。歳を重ねた今の私にはもうこのアリスは書けないでしょう。
それも長く同じ人たちを書いていると気付ける事なのかと思うと少し面白く思いました。

なつのあるひ

――――――
瞼を閉じ深呼吸をすると少し畳みの香りと夏の匂いがして、目を開けると火村が眠たそうに口を開け伸びをした。

「なんやキミも眠そうやな」

「アリスほどじゃねぇけどな」

ニヤリと笑って火村は自身の目の下を擦る。
その動作につられる様に私は歪みのある窓ガラスに写る私を見た。

「ほんまや。良い勝負の顔しとる」

目の下にはくっきりと隈が居座っている。

「お互い若さが足りなくなったな」

「なんや火村、学生と一緒に過ごして自分も若く勘違いしてきたんか?」

「誰が」

「キミが」

ハッ。と笑って手近にあった猫の蹴りぐるみを投げてきた。

「ふざけた事言ってないで朝飯にするぞ」

「あら、ダーリン何を作ってくれんの?」

「待ってろハニー。缶詰とカリカリのセットだ。豪華だろ?」

「って俺のやないのかっ」

「本当、お前っ」

思いのほか火村はツボに入ったらしく声を立て笑っている。

「アリス」

「なんや」

「お前はあの時から変わってないな」

火村は笑い涙が溜まる目を細め遠くを眺めた。
その先がどこを見ているのか私には探せない。
それは私の記憶の襞をいくら捲っても当たらない気がした。

「どこがや、オレは立派になったで」

胸を張る私に火村は指差す。

「そういうところもだ」

「キミは…変わったな」

「どこがだ?言ってみろ」

「せやな。顔の皺と白髪」

本音とウソ。

「歯に衣着せろ」

「事実や。ほれ、ウリ達が階段上ってきとるで」

小さな足音が軽快に階段を踏み鳴らす。
火村は立ち上がり戸棚からキャットフードを取り出す。

「ついでにお前のも用意してやるよ、アリス」

カポッと缶詰の開く音。

「って、ほんまにオレにもキャットフードなんか!?」

「信じるな馬鹿」

振り返って柔らかく笑うキミ。
キミは変わった。
確かに優しく丸く。




160805
END
久しぶりに。
特にやまなくおちなくカプ要素なく。

表面張力

――――――
「ハッピーバースデー火村!」

ノックもせずに引き戸を開けると、物凄く迷惑そうな顔をして火村がちゃぶ台に座りこちらを見た。

「なんやねんその目、そして今まさに煩いと言わんばかりの口元は」

「随分テンション高いじゃねーか」

銜えていたタバコを口から放すと、大きくため息を吐いた。

「キミの誕生日やもん、そらテンションも高くお祝いしたろうと準備万端で来たんやで」

「俺が居なかったらどうするつもりだったんだよそれ」

私の両手にぶら下げられたビニール袋や紙袋をタバコの先で指し聞いてくる。

「そらキミが家に居るであろう事は長年の経験から把握済みや。大学始まって忙しいやろにウロウロもできひんやろうと推理したんや」

「そう、それだ」

「なんや」

「お前が今言った言葉だ」

「推理か?」

「違う、その前。忙しいの方だ」

「なんやキミ忙しかったんか」

「お前が言ったんだろ」

「せやな」

私はケタケタ笑いながらちゃぶ台の上にビニール袋などを乗せた。

「おい、汚れる」

「なら早よどかしてや」

「お前は俺の言葉が通じてないのか?」

「通じてるから会話しとるんやろ。ほれ、どかしてや。夕飯だってまだなんやし」

火村はもう一度大きな溜め息を吐くと広げてあった書類を纏め畳の上に投げた。

「こんなに買い込んできて俺が本当に夕飯がまだじゃなかったらどうするつもりだったんだ?」

「そこは抜かりない。ばあちゃんに聞いたからな」

「あぁ、だから…」

「ばあちゃんに確認でもされたんか?」

「帰ってきたときにな。何の疑問も思わなかったそれが敗因か」

「何に負けてんねん。あ、これオレが作ってきたんやで」

小さな容器に詰め込んできた菜の花の胡麻和えを見せた。

「アリス料理できたのか」

「失礼なヤツや。お前オレの家に来た時に何を食ってるんや」

「酒かつまみか、俺が用意した朝食だろ」

火村の的確な言葉に私は次の言葉を紡ぐことが出来ない。

「でも、上出来じゃないか」

胡麻和えを指で摘み食べていた。

「せやろ。オレかてこれぐらい出来るんや」

「お互い独身が板についてきたのかもな」

また胡麻和えを口に放り込む。

「キミなら結婚なんて直ぐにできるだろうに」

「誰がするか」

一刀両断。

「俺が祝わんかったら火村自分の誕生日すら忘れてたんと違うん。だから誰かが居てくれたらと思うときもあるで」

「忘れてた、でもだからアリスが来てくれたんだろ」

「せやった。これも10年来の友人としての情けや」

「コップと取り皿用意する」

火村はのっそりと立ち上がる。
膝から猫用の蹴りぐるみが落ちた。

「三匹と階段ですれ違ったけど、それまでは膝の上に居たんか」

「上なんて可愛いもんじゃねぇぜ。最近のウリのじゃれっぷりはこっちが流血する。見てみろ俺の太腿の部分」

「だから珍しくデニムなんて穿いてるんか」

瓜太郎がじゃれたと思われる箇所は確かに色が落ち、毛羽立っている。

「桃の細い爪もなかなかだぜ」

今度は腕を捲くる。

「なんや、キミもてもてやん」

鼻で笑うと火村は俺に背を向けた。
そして何か言ったが聞こえない。

「なんや?」

「賑やかな誕生日だなって言ったんだ」

コップと取り皿を手にして戻ってきた。

「あぁ、オレかて居るし賑やかやで」

火村。
キミ今、笑ってるつもりなんやろうけど、なんでそんなに切なそうな顔してんや?





160415
おわり
火村ハピバやで〜
という事で、界隈盛り上がっている所に乱入する勢いで誕生日祝ってみました。
アリスのテンション若いな。(お前もな)
99パーセントお互い両思いなのにこの関係が崩れるのが怖くて言い出せないお互い。という気持ちで書きました。と、ここで解説するいつものパターン。何年経っても人間変わらないですね。

って、誕生日に合わせて書いてあったに寝落ちて今までアップできないなんて…

日記と拍手レス

――――――
こんにちは。
だいぶご無沙汰しております。
日記だけではなんとなく申し訳なく思い、お話かいてみました。

さて、ドラマ化にあたり界隈は賑やかになっているのかな?でも、今更帰ってくるのもなと思っていましたが、2月の下旬にインフルエンザになってしまい1週間ほど暇していまして、大して動くことも出来ず、目を開けているのもしんどいなぁと思っていたので、今更ながら買ったまま封印していたドラマCDに手を付けました。
当時声優さんも殆ど知りませんでしたが、数年前から某プリンスにハマってしまいその後にバスケ部に入部していましたら、気付いたら火村の声優さんもアリスの声優さんも知ることになり、折角なので聞いてみましたら、思ってた以上に良くてですね…
特に1枚目の46番目は舞台を見ている様で丁寧に作られていて正直驚きました。(期待してなくて申し訳なくなりました)
まさかの今のぶりかえりがドラマではなくドラマCDという異彩を放ってしまいました。
あ、勿論ドラマも見ていましたよ!
連ドラ録画で何故か撮れていなくて2話は撮り逃してしまいましたが(涙)
あぁ、リアルな男性が演ずる迫力!と思いました。

ドラマから入られまして、もしかしてはじめましての方がいらっしゃいましたら、こんな辺鄙なサイトまでお越しいただきありがとうございます。
最近は支部で作品を読まれる方が多いと思われる中で、携帯向け(それもガラケー!)のブログにまで(>_<)
少しでも気に入ったお話がありましたら嬉しく思います。
サイトとブログを合わせますと、1日で全部の話を読むには胸焼けを起こすぐらいには書いてあるかと思います。
少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

最後にわたくし事ではありますが、昨年書いたあとがきの中で病院通いの件を書いていましたが、現在は完治しているぐらい元気に動きまわれています!
事故って怖いね!健康って大切ですね!って感じです。



以下拍手レス
日々拍手ありがとうございます!!
お心当たりのある方オープンプリーズです。
more..!
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