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他人の不幸は蜜の味。
同僚や友人が成功して妬む気持ちが発生した時や同じく不幸を目の当たりにした時、人は幸福を感じる。
という事がこの度科学的に立証されたという。
被験大学生に
「ライバルが一流企業に就職が内定した」
「就職が内定した日に交通事故にあった」
等の文章を読ませると脳汁が出るらしいのだ。
この事を受けて筆者エンドル・フィーナに実際に起こったとても不幸な話を発表したいと思います。
私の不幸を曝け出す事によって記事を読んだ方に幸福になっていただくという目論見です。
全てノンフィクションですが、人によってはかなりどん引きな話ですので注意です。
下ネタも少しだけ出てきます。
人間真面目に生きていても思いもしない事から180度人生が変わるかもしれない可能性を秘めているという教訓もあります。
その日、寝坊してしまった。
髭も剃らず(これ、覚えておいてください)慌てて身支度をして会社へと向かう。
靴を履くのも急ぐあまりにサンダル履きで玄関を開けた。
すると玄関前に男が3人立っている。
一人はヒョロリとした優男風でドカジャンを着ている。
狐目でリーゼントのグリース無しみたいな髪型。
私に鋭い眼光を放っている。
二人目は体重100キロはあろうかという巨体。
しかしデブではなく筋肉の塊に脂肪が載ったような明らかに元柔道マン。
その証拠に耳は餃子であり、髪型は五厘刈り。
額にはアブドーラ・ザ・ブッチャーのように深い傷のようなものがいくつもある。
目は恐ろしく鋭く三白眼で凶暴そうだ。
町で遭遇したならば一瞬で目を逸らさなければならないであろうヤの付く自由業の人だろうか?
この二人目の人があまりに印象的で三人目の人が思い出せない。
こんなガラの悪い人達がこんな朝早くからなんだろう?
路地裏の目立たぬ場所になんの用事だろう?
こっち見てるし…急ごうっと
と、ダッシュを決め込もうとした
その時ヒョロリ君が口を開いた
「エンドルフィーナだな?」
ギョ!私に用事ですか?
実は当時バブル時代に作ってしまった借金を踏み倒していたりしたのでドキリとした。
誰かが雇った刺客では?と思ってしまったのだ。
でも…3人も雇う程高額の借金ではないけど…
しかし男は思いもしない事を言った
「○○県警の山岡と言います、署までご同行お願いします」
け、け、県警?警察?刑事?え?え?え?え?え?
完全に狼狽してしまった。一体なんだろう。
思い当たる節がない。
思わず
「な、な、なんの用事でしょうか?」
と吃って応えてしまった。
すると沈黙していた柔道マンが
「わかっているだろ!いいからこい!」
と小さいながらも凄みのある声で言った。
そうか…この人達はおそらく捜査四課、暴力課だよ!よくテレビで暴力団事務所に乗り込んだりしている修羅場をくぐり抜けた猛者だよ!
こえー。
わかっているだろ!と言われてもわからず、恥ずかしながら呆然としていたら、いつの間にか両脇を捕まれ半ば強引に車に乗せられてしまった。
県警に向かう車内の事はあまり覚えていない。
ただ、寝起きのせいもあったのか現実が理解できず、どんな容疑が自分にかかっているのかずっと考えていたんだと思う。
これは逮捕劇に似せた北朝鮮による拉致ではないのか?
夜の仕事をしている時にお客様から紙袋を、「中身は見るな」と念を押されて預かった事が何度かあったが、その中身に何か不都合があったのか?(当時は裏ビデオだと思っていた)
昔付き合っていた彼女が何か訴えを…
いや、ダメだ。
いくら考えても暴力課に逮捕されるような事はしていない。
ドッキリか?
警察の前でカメラが出てきて
なーんちゃって 的に
だとしたらどういうリアクションをすればいいのか等と真剣に考えていたように思う。
もちろんドッキリ的な面白い展開は全くなく、県警に到着した私は即座に取り調べ室に案内された。
ヒョロリ君が言う
「エンドルフィーナ、同僚の基地外助(もとじがいすけ)を知っているな?」
基地…知らない。
当時勤めていた会社は社員が多く、顔は知っているが名前の解らない人が殆どであり、正直に、「知りません」と答えた。
すると、柔道マンが
「この野郎とぼけやがって、まあ、いい、きっちり絞ってやるからな」
と言って懐から封筒を取り出して中から紙を出して読み上げだした。
「エンドルフィーナ(中略)恐喝容疑で逮捕する。」
え?え?恐喝?
しかも、逮捕する。と言ったと同時にヒョロリ君が私の手に手錠を掛けた。
更に腰に縄を巻かれて自由を奪われてしまった。
よくテレビドラマで逮捕するシーンがありますが、あれって屋外で逮捕してますよね?
つまり、自分としては自宅前で既に逮捕は行われたと思っており、そういう意味ではビックリしてしまった。
ニュース番組で○○容疑者再逮捕というニュースが流れた時には署内でこういう儀式がいちいち行われているのかと思ったら尚更ビックリしてしまった。
「貴方には黙秘権があり…刑法第…」
このフレーズはアメリカの刑事ドラマで見るセリフだ…日本でもあるんだね!
いや、違うって!
感心している場合じゃないってば!身に覚えないんだってば!
けど…ヤクザみたいな人達に囲まれて
俺は無罪だこの野郎!
って喧嘩売れる人いますかね?
とにもかくにも、私は逮捕されてしまったのだ。
茫然自失。
なにがなんだか解らない。
絶望感だけが打ち寄せる。
エンドルフィーナは犯罪者になってしまうのか?
「今から君を留置するから。三階に行こう。」
ヒョロリ君に言われるがまま腰縄を引かれて覚束ない足取りでフラフラと歩きだした
続く
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