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勘違い@
普段着の下ネタ



男性と女性の脳は機能が違う部分があるらしい。
二次元を頭の中で三次元に変換したりする作業、例えば図面を見て家を建てるような事は男性の方が有利のようだし、感覚的な分野では女性の方が有利のようだ。
そもそも視覚を脳内で構築して認識するシステムそのものが違うのだ。


どちらが偉いとか優れているとか決められるものではないが、時として脳が織り成す男女の感覚の違いが思わぬすれ違いを引き起こしてしまう。




以前交際していた彼女。
やや天然なれど楽しく交際していた。


ある日の彼女からのメール。




ねえ、来週さ、海に行こうよ




なんの事はない。
日常的な休日をどのように過ごすかを打診するメール。


しかし、気になる部分がある


の部分だ。


ハンディビデオだ。


普通に考えると海水浴に行った思い出をハンディビデオで撮影すると考えるのだが


海水浴場でハンディビデオ持っていたら


なんかマズいような気がするのは私だけだろうか?


いや、家族連れで子供を撮影していれば問題はないように思えるが、実は当時、家族連れで海に来ていた男がハンディビデオを持参したが為に隠し撮りを疑われて逮捕され、挙げ句に警官を振りほどいて逃亡してマンションから飛び降りて自殺したという報道があり、世間は敏感になっていた。

ましてや家族連れでもない二人が、ハンディビデオ持ってうろちょろしていたなら、何かしら疑いの目を向けられるかも知れない。


二人でいる時ならまだ大丈夫。
しかし彼女がトイレや買い物で席を外した時に、子供を守るお母さんや彼女を守る彼氏に目ざとくハンディビデオを発見されてしまって誤通報でもされてしまったら少々面倒だ。


やや思い過ごしかと思ったが次のように返事をしておいた。




海水浴いいね!いこうか!でもはまずいんじゃない?




女の子の使う絵文字が時として解らなくなってしまう事がある。


悲しい顔にも数種類あって、こちらの何気ないメールに悲しい顔が打たれた返事がきたりしたら酷く気になってしまう事もあるし、ハートにも数種類あり、友達と思っていた女の子からハートの連打がきた時には何故かドキドキしてしまうし、そんなに好きではない女の子からハートの連打がきた時には、「心臓が悪いのか?救急車の要請が必要なのか?」等と心配になってしまう。


更にはやキャリアの違いもある。
auからDoCoMoに絵文字を打たれると文章の途中で「天使」等の文字が現れて難解極まりない。
きっとこのへんも男女の違いなんでしょうね。


いつか彼女に絵文字はややこしいから使わないでくれ!とお願いした事がある。

彼女曰く、交際がマンネリ化した彼女の友達は彼氏へのメールの返事は絵文字のみが殆どだそうだ。
ハート×5だけの時やビックリマークとQuestionだけで構成される時もあり、それに比べたら全然ましで貴方は幸せなんだよ、と丸め込まれてしまった。




彼女から返事が来た






海って言ったらでしょ!来週楽しみ!




いや、しかし彼女の水着姿を撮影してもなぁ…
バカップル丸出しでしょう。
そもそもアイツ…ハンディカメラ持っていたっけ?




翌週


一抹の不安を胸に海水浴に来た。


日焼けと水浴びを楽しみビールをゴクゴク。
やっぱり海は最高だ。


たが、いくら時間が経過しても彼女が一向にハンディカメラを出す気配がない。

エンドル
「モモ(彼女)…お前ビデオは?いつ撮るんだよ」


モモ
「何?ビデオって?なんなのそれ?いやらしい!何撮る気なの?」


エンドル
「?何って…お前の水着姿くらいしかないだろう?他に何撮るんだよ?風景か?あ!携帯で撮ればいいのかい?」


モモ
「何?やめてよ水着って!バカじゃないの?酔ってるの?」


怒られてしまった。
確かにほろ酔いではあるが…納得いかない。
彼女からのアプローチに対して正当に返答したはずなのに。


その日は腑に落ちないまま、きっと自分の勘違いなんだと言い聞かせて帰路に着いたのだった。




その事を忘れかけた一ヶ月後のある日、彼女からのメール




来週お婆ちゃんと一緒に旅行に行ってくるね




まただ!




海の一件があったので多少の不信感があったものの、お婆ちゃんに孝行するのは良い事だし、ビデオに思い出を焼き付けて後で観るのは良い事だ。


で、こんな返事をしておいた




おう!楽しんでこいよ


お婆ちゃんと旅行に行ったという3日後、彼女と逢い、お土産話を聞いていた。


モモ
「でね、水族館に行ってから海産物見たりして温泉に泊まったんだよ」


エンドル
「そうか!楽しそうだね!で、ビデオは?」


モモ
「?何?ビデオって?写メは撮ったけどムービーなんて撮ってないよ?…あ!、何?もしかして疑ってるの?お婆ちゃんじゃなく誰か他の男とでも行ったと思ってんの?酷い…もういい!写メも見せない(泣)」






また怒られてしまった。
彼女の事は信頼していたので全く持って遺憾であり、訳が解らないが、泣かれてしまってはどうしようもない。
日頃彼女の尻に敷かれ気味の私はまたもや口をつぐんでじっと耐えた。
それにしてもこの違和感はなんなんだ。


1週間後
私は10日程出張に出る事になり、その事を彼女にメールした。
旅行の一件から一度も連絡を取っていなかったし、彼女からの連絡もなかったので、やや躊躇はあったが自然消滅にはまだ早い。
第一に自分は悪くないのだ。




明日から10日間出張に行くから!




しかしというかやはりというか返事が来ない。
怒っているのか。


出張に出て3日後、返事のメールがきた




こないだ感情的になってゴメンね…あの時会社で嫌な事続いていたから…。
出張長いね…あのね、バタバタして最近してないよね。
こないだもしなかったからなんか変な気分。
帰ってきたらいっぱいしようね
そういえば今日水槽のサーモ壊れて熱帯魚全部死んじゃった…かなりショック




…またかよ…


しかもこの内容はさりげなくセックルを求める内容であり、それを撮影したいという内容ではないか。


だが、私もそこまでアホではない。


ある筋書きが思い浮かんだ。


もしかすると彼女は、かなり以前から私と別れたいが為に長きに渡り芝居をしているのではないか?


私を狂人に仕立てあげ、もうそんな人とは交際できないという茶番劇を設定しているのではないか?


いやしかし、彼女は言いたい事はズバズバというタイプ。
別れたいのならばはっきりと宣言するだろう。


もう一つ考えが浮かんだ。

あ!そうか!


こういう事か!


長い時間ハンディビデオという概念を私に植え付けてインプリンティングしておいて違和感を無くし、二人の行為をスムーズに撮影するという目的にたどり着こうとしているのではないか!?
そしてそれは出張が終わって逢う時に成就される!


それなら全てが繋がる!


私にそういう趣味がないという事は彼女は理解している。


しかし実は彼女は元々そういう趣味があり私との行為を以前から撮影したかった。
でも女の子からは言いだせない。
だから遠回りをしたのだ!

そうに違いない!


一部の人間は行為を撮影して興奮を覚えるという。
しかし私は、「いつか必ず後悔する」という信念があり、明らかな嫌悪感を抱いている。


そういえば彼女が昔、「えっちゃん(彼女の友達)がね、彼氏とエッチしているところを撮影して後で二人で見て燃えてるんだってさ」的な事を言っていた。


この、「えっちゃん」という娘はとてもそのような事をするような娘には見えなく、色々な意味でショックを受けて、


「最低だな」


と一言だけ答えた。


あの時モモがなんとも悲しい顔つきをしていたように感じたのは、えっちゃんをダシにして私の反応を調査しようとしたが私にその気が全くない事を知り酷く落胆したからなのではないだろうか?




恐らく核心であろう筋書きが見えたが、そのような経緯の中、今更どのツラを下げて自作ビデオに出演すればいいのだろう。






彼女を取るか


ポリシーを貫くか


自作自演の葛藤が私を襲う

困った



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