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青森は、まだまだ雪でおじゃる。

昨日と今日は、休み。
昨日は、ただ寝てた。今日は、午後から少し雪かきした。
なんじゃろねー。mac用の動く壁紙探してるけど、・・・・無い!

TRITONEって知ってますか?

ぼくは、TRITONEをトリトンと読んでました。

トライトーンと読むんだそうです。

音楽用語でして、3全音符の意味です。


その前に、3全音符ってなんなんだろうね。

全音符のオタマジャクシが3っつ並べば、なんか意味あんのかな?

TRITONE(トライトーン)は、青森市内を中心に活動しているアマチュアミュージシャンで構成された団体です。

2003年夏に誕生したこの団体には、現在、高校卒業後の若者から50代まで、約40名が所属しておりまして、

各地のイベントやTRITONEのオリジナルイベント等で活動してます。

TRITONEは会員制ですが、気軽に参加できます。

「楽器なんて触ったこともない」という方から元プロまでおります。


青森市民なら分かりますが、海のそばにアスパムというピラミッドの形をした建物があります。

そのそばに小さなピラミッド型の建物で、今月の29日(土)と30日(日)にコンサートを開きます。

ぼくは、見にいこうと思ってます。

みなさんも、ぜひ見にきてくださいね。

世界で何がおきているのか?その1

ぼくたちの収入を激減させた原因: サブプライム問題


サブプライム・ローンとは、「信用度が低い人」に貸し出す住宅ローンのことです。

「信用度が低い」ということは、「貸したお金を返してもらえないかもしれない」ということです。

このことを、「貸し倒れ」のリスクが高いと言います。


過去にクレジットカードのローンなどで支払いが延滞したり、請求書の支払日までに支払わなかった人に貸すローン

が該当します。


マスコミの報道では、「低所得者向け」と説明しているメデアもありましたが、厳密には違います。

なぜなら、裕福でなくても借りたお金をきちんと返す人もいますし、反対に収入が多くても、金遣いが荒くて

破産する人もいます。


サブプライム・ローンとは、貸したお金が帰ってこない可能性が比較的高いローンのことです。

貸す方からは、貸し倒れにあう可能性が高いローンのことです。


リスクが高いローンは、それだけ利息というリターンを高く設定できます。

利息という金利も、需要と供給の関係で調整されるのです。

市場の原理です。


リスクが高い人に貸す金融機関は、当然少ないでしょう。

それに対して、お金を必要とするのは、必要なお金が不足している人です。

お金を充当する必要があるので、当然需要が高いのです。

だから、高い金利のお金に手を出すのです。

多重債務に陥る経済的な原理が、ここにあります。



普通の住宅ローンの金利が2%、サブプライムローンの金利が5%だとします。

同じ1000万円を貸し付けた場合、金融機関の儲けは3%分だけ、サブプライム・ローンの方が

大きくなります。

これが、魅力になるのです。


しかし、なぜこれほどまで大勢の人がサブプライム・ローンを借りることになったのでしょう。

これには、カラクリがあったのです。

それは、最初の数年はローンの返済を極端に少なくできたのです。

最初の3年間は、破格の金利で組めたので人気があったのです。


住宅ローンには、3種類の返済方法があります。

金利が変わらない固定金利タイプ、毎年金利が変わる変動金利タイプ、固定・変動金利タイプです。

いずれも、メリットとデメリットがありますが、確率的にはどれも返済総額が同じになります。

どの、ローンを組んでも、本来は大差がありません。

このことを、知っておくべきです。

なぜなら、金融機関はバカではないからです。


なぜ、当時のアメリカ人にサブプライム・ローンに人気があったのでしょうか?


当時のアメリカの住宅事情は、住宅価格が右肩上がりに、どんどん上がっていったのです。

そうです。

投資の対象になったのです。


住宅価格が右肩上がりに上がっていけば、最初だけローンを組んで、支払いの金利が上がる前に売ると、差額が

利益にまります。

儲かった差額を頭金にして家を買えば、こんどは「サブプライム・ローン」でなく、普通のローンを組めるでしょう。

つまり、信用力の低い人でも、普通の人と同じように、良い条件でローンを組めるようになったのです。

だから、誰もが飛びついたのです。

人気の原因は、ここにあったのです。

その結果、西暦2005年〜2006年には、購入された全住宅の2割がサブプライム・ローンが組まれるようになった

のです。


値上がりするものは、必ず値下がりするのが世の道理です。

2006年をピークに住宅価格が、値下がりしていきました。

多くのサブプライム・ローンが焦げ付き、多くの金融機関が損失を被ったのです。

アメリカの多くの銀行が、住宅ローンを回収できなくなったのです。

しかし、これだけではアメリカだけの問題にすぎません。


なぜアメリカの住宅ローンの問題が、なぜ世界に大混乱をもたらしたのでしょうか?

それは、住宅ローンの「証券化」が世界に飛び火した元凶だったのです。


「証券化」とは、あるビジネスの利益を受け取れる権利をつくり、それを第三者に売ることです。

通常ローンとは、お金を貸したA銀行と借りたBさんだけが当事者です。

A銀行がBさんの住宅ローンを証券化して、C銀行に売ったらどうなるでしょう?

Bさんがローンを返済しない場合、C銀行も損害を受けるようになります。


実際には、アメリカのサブプライム・ローンが証券化されて、世界の銀行や投資家が持つようになったのです。

そして、アメリカの住宅ローン問題が、世界に広がったのです。







フリーエージェントになろう。その21

幸福とは?


アメリカでは1980年代から、幸福を心理学的に計測する試みが行われています。

大石繁宏著「幸せを科学する」より。


調査によれば、人生の満足度を7点満点とすると、アメリカのビジネス誌「フォーチュン」に載った大富豪たちの

満足度は5.8だったそうです。

アフリカのケニアとタンザニアに住む半遊牧民のマサイ族は、同じ調査で5.4だったそうです。

マサイ族は、必要最小限のものしかない貧しい暮らしをしています。

アメリカの大富豪の幸福度は83%で、アフリカのマサイ族の幸福度が77%です。

どちらも、高い幸福度を持っています。


この僅差は、なんなんでしょうか?

大金は、人を0.4ポイントしか幸福にしてくれないのか?



実は、これには人が本来持っている本能と関係しているのです。


マサイ族が幸福なのは、家族や仲間との強い絆(以前に話した愛情空間と友情空間)のなかで暮らして

いるからです。だから、幸福度が高いのです。


それに対して大富豪は、貨幣空間の中での成功者であるが、愛情空間と友情空間から離れているのです。


お金は幸福の必要条件であっても、十分条件ではないということです。

ぼくたちがお金にこだわるのは、それが「安心」や「安全」を手に入れるための道具だからです。








フリーエージェントになろう。その20

「リーナスの法則」というものがあります。

リーナス・トーバルズというフィンランドの首都のヘルシンキ生まれのプログラマーがいます。

彼は、幼い頃から祖父の古い計算機で遊び、11歳でプログラムを書き始め、22歳のときにオペレーテイング・

システム(OS)のカーネル(中核部分)を自作した人です。

これが、フリーOSとして世界を驚かせたリナックスの原型です。


リナックスはOSのソースコード(設計図)が公開されていて、だれでも自由に利用できるOSです。

世界中のコンピューターおたく(ハッカー)たちが、ボランテイアで改良に取り組み、さまざまな機能を付加し、

バグを修正しています。

こうして、進化を続けたリナックスは、瞬く間にウインドウズに匹敵する安定したOSになりました。

フリー(無料)だったから、携帯電話を始めとする電子機器に広く使われるようになりました。


マイクロソフトは、ウインドウズのソースコードを独占的に保有することで膨大な富を築きました。

これに対してオープンソースのリナックスは、著作権を保留しているが、ソースコードを無料で公開しています。

無料百科事典のウイキペデイアや、メールや地図やビジネス用ソフトなどを無料で提供しているグーグルと

ともに、世界を変える新しい潮流として話題になりました。


リーナスは、世界でもっとも幸せな一人です。

世の中にはたくさんの成功者がいますが、リーナスはだれもやったことがない方法で、大きな名声を手にし、

ハッカーばかりでなく、多くの人を魅了しました。


リーナスがOSを開発し、ソースコードを公開した理由はなんでしょう?


「それは、ぼくが楽しかったから。」だ、そうです。

リーナスは、人生にとって意味のあることは三つあると、言っています。


第一段階は、生き延びること。

人類は、歴史の大半をメス(オス)を獲得して、次世代に遺伝子を残すことに費やしています。


第二段階は、社会秩序を保つこと。

人は社会的な生き物だから、群れの中でしか生きられません。

集団の中で、少しでも高い序列を手に入れることが、人生の目的と考える人が存在する理由でもあります。


第三段階は、「楽しむこと」。

豊かな社会では生存に対する不安は、少なくなります。

最低限の衣食住が確保しやすいのです。

そして、テクノロジーによって便利になった社会では、「楽しむこと」が目的になりやすくなるのです。



ここで、疑問があります。

なぜ、ハッカーたちは、報酬もなしにリナックスに参加したのでしょうか?

コンピューターをいじってるだけで楽しいからか?


この答えをプログラマーのエリック・ステイーヴン・レイモルド著「伽藍とバザール」で書いています。

ハッカーたちは、仲間内での「評価」を獲得することに楽しみを見出し、夢中になっていたのです。

そして、世間の通年に反して、ハッカーたちは各自が好き勝手なことをやっていたわけではないのです。

彼らは、かなり強い文化的禁忌(タブー)を守っていたのです。


プロジェクトは、無断で枝分かれさせたりしてはならないし、勝手に変更することも許されません。

それが、みごとに行われたプロジェクトがリナックスOSなのです。


成功した秘密はなんなんだったのでしょう?








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