高校生のとき

1番仲良しの友達に

「わたしのいいとこってなに?」

って聞いてみたことがあった。

その友達は

「髪きれいじゃん」

って言ってくれた。

「ほかは?」

って聞いてみたら

黙ってしまった。


少し考えて、

「課題とかを人に゛見せて゛って

言わないところ」

って言ってくれた。

その友達はすごく頭よくて、

よくクラスの人に

宿題見せてって

言われる立場だったから、

1番近いわたしが

宿題見せてって言わないことが

印象にあったんだと思う。

確かにわたしは宿題を

やってこなくても

絶対一人でやってた。

やってこない自分が悪いんだし。


でもそれを自分で

意識したことなかったから、

友達に言われてから

意識するようになった。

わたしの大好きな友達が

いいところだと言ってくれた

わたしの部分を大事にしたかった。



そして今は看護学生です。

今、事例をやっています。

わたしはどうも事例が苦手で。

考えが偏ってしまってて。

普通のテストはそこそこでも

事例のテストは全部

落としてしまった。

悲しかった。

真面目にやってるのに。

どうして。


事例の直しを友達と一緒にやった。

わたしの気づかないところを

たくさん教えてくれた。


そこで思ったよ、わたし。


今まで一人でやることを

習慣にしてきて、

人に頼ることが嫌で

自分だけの力でやりたかった。

大好きな友達が

「いいところ」

と言ってくれたところを

自分でも大切にしてきた。

でもそれは英語や数学の

話であって、

看護の勉強となると

通用しなくなるのかなって。

人と意見を交換しあって

いくことも大切なのかなって。


わかってるけど。

なんだか悔しい。

わかってるよ。

わたし一人じゃね。



わからないや。


テストに落ち込みすぎて

考えてたら

こんなことを頭の中が

ぐるぐるしていました。



とても悔しく、そして悲しいです。