22:21 2018/7/29
話題:夏休み

この時期になると、いつも子供の頃にどんな夏休みを過ごしていたかを思い出す。当時は国語や算数のドリルやら、自由研究やら提出期限のある宿題を出されて悪戦苦闘した。「折角の夏休みなのに、どうして勉強ばかりしなければならないのか」と心中でぶつぶつ文句を言っていた事もあった。まあ、それを切り抜けて来たからこそ、無事に学業を修了出来たのも事実だといえる。
自由研究で記憶しているのは、近所の建物の周囲に張られたフェンスに蝉の抜け殻がいくつ掛かっているかを(一ヶ月間か、数日間かは忘れたが)母親の協力も得て調べた事だろうか。確か、最多で41個発見した覚えがある。実は、私は幼少期から虫が好きだったりする。某山中のホテルへ従兄妹家族や親戚と一緒に食事しに行った時は、その敷地内にある庭で昆虫採集をするのが何よりの楽しみだった。今現在、そのホテルは数年前に解体され、更地になってしまったらしいが。
また蝶の幼虫(アゲハチョウやクロアゲハ)を育てたり、カブトムシやクワガタムシ、スズムシ(飼ったのは恐らく一度きりかも知れない)を飼育した経験もある。ただし、残念な事に蝶が脱皮してさなぎになった時点でヤドリバチが寄生してしまう場合も多く、黒ずんださなぎを見る度に自然の厳しさを痛感していた。実の所、夏休み中の思い出で鮮明に記憶しているのはこれくらいだが、意外と充実した休暇を送れていたのではと思う。






-エムブロ-