》》 つづき

  船は対岸とは言っても(実は地続きで
  回り込めるのだが）に到着
  まずは『元伊勢籠神社』に参拝
  天橋立は地上に住むイザナミ命の元に
  通う天上に住むイザナギ命が降りる
  ハシゴだった
  ある時そのハシゴが落ちて天橋立に
  なったと言われる
  そのためこの神社は縁結びの神社
  名前の通り『伊勢神宮』と関わりが
  ある
  天照大神はあちこちを転々としていた
  この神社に滞在し伊勢に落ち着いた
  つまり格式が高い神社ということ
  ガイドはそれを何度も念押しする
  ここの神主は皇族と同じ歴史がある
  そりゃそうでしょう
  日本書紀には天皇の先祖は天照大神と
  書かれているのだから
  年老いた神主と出会った
  ガイドはぜひ握手してもらえと強要
  いえ、結構ですと断固拒否！

     

  境内は撮影禁止なので入口の珍しい
  岩と池の写真を撮ってきた
  境内の横にいろんな神様が奉られてた
  いわゆる『神宮』と言われる神様
  どう見てもお稲荷さんなんだけど前に
  座る獅子の代わりに龍！
  ガイドによると天橋立は龍神だから
  んー説明になってないけど龍神信仰が
  この辺りにはあるってことだね



  この神社を抜けるとまたリフトがある

     

  今度はかなり傾斜が急だ
  登り切った所は『傘松公園』
  
     

  こちらは登り龍に見えることから
  『昇龍観』と呼ばれる
  天橋立の２大名勝地から見たわけだ



  ここから登山バスに乗る
  バスの時間までまた時間潰しのガイド
  はるか彼方に見える舞鶴の話題

舞鶴には海上自衛隊の訓練校があり
 全国に散らばっていくのよ
 夜になると白い水平みたいな制服の
 人たちが街にいっぱいなの、嫌だわ
学校は海上保安庁じゃないの？
 自衛隊ももちろんあるけど
白い制服は海上自衛隊だよ
 区別ついてないみたいだね

  つまり全国に派遣される人達の学校は
  海上保安庁で、白い制服は海上自衛隊
  舞鶴は昔から日本海の警備の要
  両方の施設がある防衛の最前線の街
  考え方は人それぞれだけど説明なら
  ちゃんと話してよ
  ついでに舞鶴の説明をするのは判る
  でも、あんたの個人的意見は求めて
  いないからしつこく言うのはねぇ



  バスは山道をぐんぐん登る
  
        

  路線バスすごー！
  バスは公園とお寺のピストン運行
   

                             》》 つづく