ふれーどむ！

話題:詩


幸せに、生きているはずなのに。
家族も、家も、食べ物もあるのに。
友達まで沢山いるってのに。

どうして、

『幸せになりたい』

なんて思うんだろう。


欲ってヤツは厄介で
満たしても満たしても、
いつまで経っても満ち足りない。

私は幸せだ。

そう思った次の日には

あれが足りない。
これが足りない。

挙げ句の果てには、
自分より持たない人の方が
持っているように見えてくる。
何か、自分にないものを。

馬鹿馬鹿しい話なんだ。
とても、馬鹿馬鹿しい。

でも、欲しいんだ。
何か、自分の知らないものを。


欲しい。
欲しい。
欲しい。

小さなものも
大きなものも。

欲しい。
欲しい。
欲しい。

小さな幸せ。
大きな幸せ。



でも、考えたこと、あるかい？


欲しくなくなったら、どうなるのかな？












死んじゃう？



そうかもね。

真夜中に
みんな寝静まると
思うんだ
自分だけじゃないって
生きてるのは

音がしないということは
音がしてたってことで

誰もいないってことは
誰かいたってことで

ひとりでいないときがあるから
ひとりになると
穏やかになれる

ひとりでいないときがなければ
ひとりのまんま
死んじゃうのかな

そんなことを考えて
穏やかな真夜中に
感謝
感謝