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サイトの更新履歴や小説の執筆状況、たまにお遊びをupしています。
なんとなく爺様(蘇煌)のハロウィンネタが思いついたんですよ。
だから小話みたいにしっかり書かれてない。
被害者は当然、スィーヅ。
で、ハロウィンということでラッセルを拉致したセンティアがどこかに雲隠れしたので部屋に残ってスィーヅが書類の整理をしながら茶を啜っているときにいきなり突風が吹いて書類の山を吹き飛ばして部屋を散らしながら颯爽と現れる蘇煌。
もちろん、笑顔。
「トリニクオアトリートメントなんじゃ、スィーヅ」
明らかにおかしい恒例の言葉と共にやってきた彼を見ながら疲れたような顔を向けるスィーヅ。
しかもこめかみには青筋が浮かんでいたり。
「蘇煌……貴様、この惨状をどうしてくれる」
むろん、床に無残にも散らばった書類のことです。
「かっかっかっ、すまん、すまん」
頭をかきながら明るく笑う爺様。
「……では私は鳥肉を選ぶとするか」
スィーヅの目はマジ。
ついでに金のリングを外してる。
「ま、待つんじゃ、スィーヅ! それは洒落にならん!」
何故ならこの爺様、元は鳥型の神獣だから。
「だったらこの書類を片づけろ! 大体、貴様は何故毎回性懲りもなくこの部屋に突風と共に現れるんだ! もう少し静かに現れろ!」
スィーヅは不満たらたらです。
何故なら毎回毎回彼が現れるたびに書類を散らされるから。
「些細なことで五月蠅い男じゃのぉ。仕方ないから次回からはそよ風と共に現れ……」
「無風で来い、無風で!」
「えー……」
蘇煌はものすごく不満そう。
そのままきょろきょろと部屋を見回したあと、
「わし、豆大福が欲しいんじゃが……」
「……要求する前にまずは片づけろ。話は後だ」
スィーヅ、お怒り気味。
「おお、では、片づけたら豆大福をくれるんじゃな!」
いや、散らかしたのはお前だからという思いのこめられた半眼で見てます、スィーヅ。
しかし、蘇煌は豆大福でやる気が出たらしい。
穏やかな風が吹き、吹きとんだ書類をある一か所に全て集めた直後綺麗に重ねる。
それはまるで紙が生きているかのような動きだった。
「ほれ、見よ、終わったのじゃ」
誇らしげな爺様ですが、元凶は貴方です。
「……」
なのでスィーヅは褒めません。
感謝もしません。
目が冷めてます。
しまいには溜息しか出ません。
ていうか、だんだんと長くなってきた。
くっ……途中から微妙に物語風になっているがあくまでネタのはず。
で、とりあえず、オチ。
豆大福を箱ごと強奪した爺様は逃げるために風と共に空間移動。
残ったのは散らかった書類のみでしたぁなオチ。
要するにスィーヅはお菓子を奪われ、悪戯までされて散々だったわけでした。
めでたし、めでたし(バッドエンドだけどね♪)。
……ちなみにラッセルはセンティアの暴挙により、魔女っ子の姿になって部屋の隅でしくしく泣いてました。
ハロウィン仕様にするために、というわけではないややこしい更新表記で申し訳ありません。
しかも、あんまり変わってないというのが正直なところです( ̄▽ ̄*)。
サイトは以前アイコンボタンの使用が多かったのでそれをテキストリンクに直して色々と並べ替えたくらいです。
小箱(=創作小話置き場的blog)もコテンツの整理をしました。
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