ここ数ヶ月、ユーチューブで「Poor girl」というチャンネルを視聴しています。

ベトナムの奥地で、7歳の女の子が食物を売りながら一人で暮らしているという、一見すればタイトルのとおり何だか可哀想に思えてくるような、だけどそのたくましさにどこか勇気も貰える動画です。

両親のこととか身の上の背景が一切わからないし、はじめは企画なのかな?とも思ったんだけど、見てるとそういうアレでもないような、まあ余計なことは考えないで、とりあえず東南アジアの風景に触れたくて視聴しています。

動画の道ゆく女性たちを見ていると、なるほど自分でもベトナムに馴染む顔かも〜って気がしてくるんですよね・・・。




今年は卯年、私は年女でございました。

年女って何かあるのかな。「アンネの日記」を初めて手に取ったのが12歳のときで、初めて沖縄に行ったのが24歳のときで、祝初海外に行くことが出来たのが現在36歳の・・・なんか不思議と節目に革命みたいなものがあることに気がつきました。一つ、また一つと新しい扉を開いていくような感じがして、ちょっとワクワクしますね。

六星占術がよく当たるから、このうえでの12年は多分に意識して生きてきたけれど、よく考えてみたら卯年も侮れませんでした。

今年は母親の術後5年を無事に経たところから始まりまして、素晴らしいものにたくさん触れて、たくさん感動できた1年でした。

三代目JSBのライブ、青森県民でありながら実は初めて鑑賞した立佞武多祭り、そしてカンボジアの旅に、締めくくりに親友の結婚と、もうお腹いっぱいでございます。

生きていれば良いこともあるんだなあって、大袈裟な言い方かも知れないけど「あのとき人生を諦めなくて良かったなあ」って、そんなことを強く思っています。

むかし廃人だった頃、それでも自分にはささやかな夢というか、ひとつ目標があったんですよ。まだカメラも持っていなかった頃でしたが、マイカメラを首に下げていろんなところを旅行しながら風景を撮って歩くことでした。

そんなことが夢だったのか?って感じなんですけど、私にとってはそれが目指したい未来の自分像だったんですね。だから、ようやく海外まで行って写真を撮ることができた今が凄く嬉しいのです。自分で稼いだ、自分のお金で行けたところに、よく分からない達成感を感じています。

もし次があるならば、次は・・・いよいよドイツに行きたい。本当は初海外はドイツで飾りたいと思っていたし、それを目指して頑張ってきたのでしたが、今回どうしてかカンボジアしか浮かんでこなかったので、これもまた何か縁があったのだろうと思っています。

行きたいところを挙げれば切りがないし、もちろん全てに行けるとは思っていないけれども、許されるなら、いつかはアンネの隠れ家と、アウシュビッツ収容所にも足を運んでみたいと改めて強く思うようになりました。

経験とともに考え方も変化して、ここへは行かないほうが良いのではないかと、すっかり遠ざかったいたところがあったのですが、カンボジア旅行中に添乗員さんに相談をしましたら「そのために遺されている場所なので関心があるなら実際に行って見るべきと思う」と返ってきて、またちょっと考えが変わってきたところです。




同じことの繰り返しの毎日の中で、些細なことでも目標を持って生きるって凄く大切なことだなあと思いました。

人って、良くも悪くも「もうこれで良い」ということがありません。ひとつ目標を達成できれば、ひとつ問題が解決すれば、また次が待っています。試練なのか、精神が貪欲なのかちょっと分からないですが。

今のところ次なる大きな目標とかは特に無いんだけれども、昔から世界史検定1級合格が夢なので、余裕がある時にコツコツと勉強をしていきたいなあとは思っています。

何十年とコツコツと勉強をして60〜70代になってから晴れて合格している人たちもいるそうなので、憧れるし、それに倣いたいなあって・・・。

だけどアレ、塾の講師でも取得するのが難しいと書いていたし、過去に試しにアプリだったかサイトだったかの問題に挑戦したらかなりマニアックな、「え?誰?知らない」しかなかったので、自分の頭では厳しいだろうという前提で、だけど夢です(笑)

今年も一年ありがとうございました。皆さま良いお年をお過ごしください。