話題:夢野久作


この本は一年かけて読みましたが…、未だに理解できません。

グロテスクなので、そういうのが駄目な人はバックしてください。




要約するのも難しいですが、一応書いてみます。

時代はおそらく大正時代。
舞台は九州大学附属精神病院。

主人公は精神病院のベットの上で目を覚ます。

過去を忘れて、自分が何者なのか分からない。
ある時、狂人の推理小説を読み、次第にドグラマグラ「幻魔作用」に溺れてゆく。

二人の天才的精神科医、殺人事件、死美人の巻物、古代中国の皇帝とその恋人…、そしてもう一人の自分。

主人公がたどり着く未来とは一体…。




そんな感じです。
意味不明ですよね;;
一度Wikiペディアで調べてみたんですが、「要約不可能」って出てきたんで、自分で書いてみましたが…難しいです;;

実は作中に出てくる「死美人の巻物」は見たことがあるんですよ。
たしか、養老猛さんの新書の中に出てきました。
パラパラとしか見てない上にこの巻物の印象が強くて、内容は覚えてません(笑)

巻物なので、おそらく平安時代の貴族の女性の死体が畳の上に横たわっていて、骨になるまでを描いた巻物です。
グロテスクでしたね。


あ、書き忘れてましたが、作者は「夢野久作」。
この人は、脳の学者、お坊さん、新聞記者などという経歴の持ち主。
お坊さんだけあって、ドグラマグラの中にはお経も出てきます。
さすがにお経は半分しか読めなかった…。

脳の学者だったので、体の事をよく知ってるみたいです。
手術シーンもありましたから。



それにしても、読み終わった後は、頭が痛くなりました。

でも、今でも印象に残っています。
ミステリー好きは面白いと感じる…と思いますよ;;