春「くあ?どーしたの?入って入って!」
紅「うん、ちょっと…お邪魔します」
春「またリクさんにやらしいことされたの?!許せない!!」
紅「え…」
春「え?…」
中「スズどうしたの?深夜だよ」
春「アタルー!くあが汚れる〜おれのくあがぁ〜!!」
紅「けが…?!」
中「ハイハイ。取り合えずコーラでいい?」
紅「う、うん。ありがとう…」
春「くあ大丈夫?!体洗う??おれ洗ってあげる!」
紅「いや、何もされてないから…今日は相談があって」
春「ウソだー!」
中「ウルサイ。で、こんな遅くに相談て?」
紅「あ、うん…昨日六路と、子供がおつかいする番組見てて、そしたら」
六「めっちゃカワイくね?」
紅「六路子供好きなのか」
六「あと5年経てばなぁ」
春「それってダメなの?」
紅「うーん…5年経っても10歳いかないような子供にこの言い方って」
中「黒だね」
春「くろ?」
中「犯罪ってこと」
紅「だよな…いや俺の勘違いだったらよかったんだけど」
中「相談ってそれ?」
紅「うん…六路の行動力を考えるとどうにかしないとと思って」
中「考えすぎ…て言いたいのは山々だけど、確かに元々犯罪臭いしね」
紅「いや元々は言ってない…;」
春「えーほっとけばいーじゃん。趣味は人それぞれだし!」
中「エンコーて言葉知ってる?」
春「おれ達も未成年だよ?」
中「まさかやってないよね」
春「……う、うんやってないに決まってんじゃん!」
中「ならいいよ」
春「う、ん」
紅「やっぱり考えすぎかな、」
中「心配して越したことはないと思うけどスズが疲れちゃうよ。久保原ああ見えて警察沙汰なったことないし(上手くごまかしてるだけだけど)」
紅「そ、そうだよな。ごめん、帰りに小学生と話しててまだ帰って来ないからなんか、考えが先走って…六路と知り会って結構経つんだからもう少し信用しないと…」
中「……」
春「……クロ!」
紅「え?」
次の日何食わぬ顔で朝帰りした六路を問い詰めたら
六「小学生?あー夕方カード交換した奴ら コンビニでダベッてたら塾あるって帰られた(笑)最近の小学生って大変ね」
取り合えず俺の気にしすぎだったみたいでよかった。
ショート・ショート
肩重い系男子と頭軽い系男子
「はぁ」
「またため息シアワセ逃げるよ」
「違う、これは
背中、つか肩?に溜まった重りを少し吐き出してんのー」
「なにそれ
じぃさんでも乗っかってんの?」
「えーないない
うちのじぃちゃん元気だもん、
ない?疲れたりすると」
「んーよくわかんねーけどさぁ
それホントに軽くなってんの?」
「わからん…けど心なしか軽くなったようなきがしないでもない」
「なんじゃそりゃー
だったらさ吐き出さないで…スタンダップ」
「?」
「後ろ向いてー体ごと」
「なに?笑」
「背中を合わせて〜、こー!」ぐい
「ぅわっ?!
…なにこれ、準備運動?」
「こーしたほうが軽くならん?
空も見れるし」
「ちょっとこえぇかも笑」
「力入ってっからだよ
ほーら俺にすべてをまかせてみ!笑」
「任せる、ね…
それが1番こええかも」
「なんだとー」
「ウソウソ
あー確かにこっちのが気持ちいいわ
エビ反りに慣れてきたらよく寝れそー」
「寝んな
はい交代ー次おまえ下なー」
「もうちょい
あとちょっとだけ」
「えぇーじゃあちょっとだけな」
「おう」
肩以外のなにかが軽くなった
…きがしないでもない