(たとえ、この場所じゃなくても、私の大切な場所にかわりない、)

何年も住んでいた

三次にいるときも

ことごとく帰ってた家

でもこれから、忙しくなって

なかなか帰れなくなるのかな

父さんが、

お前、もう帰ってこんのんか

ってちょっとさみしそうにするから

笑ってしまったけど

そんなこと言わないで。

泣いちゃうよ。

離れたって父さんの子だもん。

じいちゃんも何回も

もう行くんか

ってきいてくるし。

なんなんよ、

ばあちゃんは、認知症なのに

わたしも連れてって

とか言うし。

母さんは、なんかいろいろ心配してくれるし。

バスの中でまた涙出てきて

はなみずたれる。

なんなん!

うち、嫁に行くみたいじゃん!

父さんが、顔見ずに

がんばれよって言うからだ、ばか!

三次行くとき、もっとてきとーだったじゃん!笑

はぁ、

不安ばっかり

でも

ひとりじゃないって知ってるもん

大好きな人たちがいるから

わたしはその笑顔を守る仕事をするよ

つらくても

つらくても

がんばってやるよ

ありがとー!!

いってきまーす!!