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ということで今日も小説の続きを書いていきます名無しです。
前々回言っていた設定のことですが、この文を書いた後に書きまする^^
ということで、追記からどうぞ!
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第二章 出会い
温暖な気候と、さわやかな風。行きかう様々な格好の商人たちの声がにぎやかな街──マクスード。
走り回っている元気な子供たちの姿を嫌そうに茶髪の少年、ヴィータが見ている。
どこから見てもイライラしている様子に、人間どころか鳥すら避けて通っている。
彼は公園のベンチに腰掛け、先程の事を思い出していた。
───「おい、ちょっと待て!!オレ一人で旅しろってどういうことだよ!!」
天使アプリーレは、ヴィータに旅をしろと入ったものの、自分は協力できない、と言ったのだった。
「仕方ないじゃないですか、わたしは天使です。悪魔と天使は不可侵条約を結んでいますから、わたしたちは悪魔に攻撃したりしてはいけないんです。」
不可侵条約とは、互いに攻撃せず、干渉しあわないための条約だ。
「これさえなければ私がデビル星に乗り込みますよ。あなた様より強いですし。では、世界を頼みますよ〜」
そういうとヴィータが飛ばされた時と同じ光が走り、アプリーレは姿を消していた。
‥‥‥‥‥何が世界を頼みます、だ。ほぼ強制じゃねえか。とヴィータが呟く。
彼は、来たばっかりで何も知らないこの世界を、一人で旅しろって、生きてくだけでも大変なのに、世界を救うなんてできるか!!、と思わず叫びそうになったのを喉元で何とか止め、餞別としてアプリーレに手渡された500Gの入った巾着袋を握りしめ、歩き出した。
───マクスード 武器屋
周りを見渡すと、大剣に短剣、杖やステッキ、中にはつまようじまで売っている。
店員らしい人がヴィータに近づいてくる。太陽みたいに赤い髪に銀色の目、‥‥‥‥ときょぬー。
「あら、初めて見る顔だね?あたしはベラ!この武器屋をはじめ、様々な店をやっているの。よろしくね、坊や!」
それだけ言うと、忙しいからまたね!と仕事に戻って行ってしまった。
ヴィータは彼女が言ってしまった後でも、その方向を見つめている。
「メロン‥‥‥‥‥はっ!!忘れてた、武器かわねぇと!!」
彼は自分の頭を一度こつんと小突くと、飾ってある武器を眺め始めた。
買い物を済ませ、外へでる。結局彼が買ったのは、一番値段の安かった剣だ。
その剣を見て、にやにやするヴィータ。
「ベラさんかー、あのメロンv‥‥‥‥じゃない。うん、いい買い物したな。」
崩れかけた顔を何とか戻し、自分の右正面にある建物の影を見る。
「ちょっと素振りでもするか。」
そういうと、ヴィータは暗い路地裏へと入って行った。
性 別 | 女性 |