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あれから喧嘩から話し合いして、一週間たってまた話し合いをした。

私は、どうも打たれ弱く、そして彼からの言葉一つで傷ついてしまう。面倒くさい、どうでもいいと言われれば、私は彼のそばにいる必要はないと思ってしまう。だから、そういう言葉だけが飛び交い、彼の本音を聞けないままだから私は一人傷つき、口を交わさなかった。

彼からの声掛けを無視して、彼の言葉を「どうでもいいもの」として扱った。ベッドで、一人横になると彼が隣に腰掛け、話し始めた。

「お話ししに来た。」と一言。でも、私は「話す必要なんてなにもない」と拒絶した。
それでも、彼は話し続けて、「もう一緒にいたくない?」など戯言を私に問う。
「もう、いる必要もないのかもね。」と冷たく返した。彼の態度、全てを否定した。

そして、彼も口を開き、私の態度を否定した。



私はこの「瞬間」を待っていたのだ。


彼がこぼす本音を待っていたのだ。


私はいつでも彼の本音を聞きかった。


この一年、決してうわべだけではない関係ではあったけど、ここ最近はそうだった。


どこか、遠ざけようとする口調で


どこか私は彼の領域に入れない


だから、彼が吐露する気持ちが、たとえ私の態度を否定するものでも嬉しかった


そこから、彼が本音で話し始めた。



私は彼を想像以上に大切にしなきゃいけないと思った。今は一緒にいることに慣れてしまっていて、彼の事を見失いかけていた。
彼は想像以上に私を大切にしてくれようとしていた。そうだ、彼を大切にしなければ。
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