疲れ果ててしまった。
解っているようで『解っていない』人と会話するのは苦痛。
なのにこの次元に私の言葉を理解してくれる人なんてほぼいない。納得はしてくれても、此処までどっぷり浸かってる人なんて、それこそ普通じゃない。
昔、何度やり切ろうとして殺されたんだろう。
それでも、諦め悪く何度でも同じ職業につこうとする自分が馬鹿みたいに思えるし、只でさえ誤解が多い職業なのに、またやろうとするなんて浅はかだとも思う、なのに成功したいし矛盾と上手くいかないことだらけで。
言語の通じない日々の生活と、苦痛に諦めたくなった。
23になる前に諦めてしまおうとも思うし、絶対諦めてやるもんか!とも思う。
なんて絶望してたら、同じく疲れ果ててたあの子が電話をくれた。
疲れたよ、もう話をする気力もないんだ、だって言語が通じないんだものって言ったら
そっちの話は解らないけど、少なくとも此方側にいる人間の方のそばにはずっといて、支えているよ。
諦めてもいいけど、同じことをまた繰り返すんでしょ?
繰り返した先で俺がまたいると思うなよ?
とか
苦しいね、疲れたね。
一緒に逝ってもいいんだけど、それはタイミングが同じってだけで同じ場所にはいけないしね。
って言われた。
…こんなことを言ってくれる人が本当に現れるなんて、あの時欲しくて欲しくて嘆いて絶望してた私には想像も出来なかったよ。
だって『一緒に逝ってもいいんだけど』とか。
そんな言葉をくれるなんて。
昔、昔にあの子に言って欲しかった言葉たちを、私はことごとく貰っている。欲しくて欲しくてそれを聞けたら思い残すことはないって言葉たちを、たくさん貰えてる。
昔の私が知ったらきっと安心して死ぬんだろうね(笑)
それを考えると、確かに苦しいんだけれどあの時の私よりは救いがあるの。
独りじゃないからね。
でもそれは、あの時の私が苦痛に歪み絶望しながらも諦めずにきたからの結果なんだけどね。
諦めないけど、生きるのは苦しいね。
この次元に身体を固定し続けるのは苦しいね。
ただ、疲れたねって言い合える存在があることにだけは感謝しようと思う。
まだボタン掛け違えたままだけど
きっと一生このボタンは掛け違えたままだけど、
それでも、あの時一緒に生きていただけある相手だわ。
やっぱり、姿形が変わっても貴方の魂を愛してる。