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わたしの妹。


話題:小さな幸せ


わたしの妹が初めてわたしの家に遊びに来た。
訳あって妹と遊ぶこと……いや、一緒にいることすら無いに等しかったので若干緊張しつつ応対してました。


妹「殺風景な部屋だね……」


わたし「やかましいわ!どうせあんたも殺風景なんでしょ!」


妹「え、わたしの部屋の画像見る?少なくとも姉さんの部屋より彩り豊かだけど」


わたし「え、画像なんか撮ってるの!?」


妹「友達にも部屋が殺風景そうって言われるからね。念のためだよ」


わたし「何のために念押しをしてるんだ……」


若干、世間とのズレを感じましたが、これも血縁だと思えば何故か納得出来ました。
わたしと妹の類似点を見つけて、ちょっぴり幸せな気持ちになりました。


妹「何をニヤニヤしてるの?若干引くよ?」


わたし「いやー。これも血縁なんだなーって思うと微笑みたくなるよねー」


妹「なんだろう。この敗北感……」


やった!妹をやり込めることが出来た!
ニヤニヤが増幅して天にも昇る気持ちになります。
小さな幸せがたくさん貯まっていく感じですね。


わたし「あれだね。うてんちょうってやつだね」


妹「……?」


わたし「……?」


妹「……もしかして有頂天のこと?」


わたし「あっ」


妹「実の姉がここまでアホだと思わなかった」


わたし「待って!凡ミスくらい見逃して!」


妹「うてんちょうねぇ」


わたし「やめてー!」


「うてんちょう」と呟きながらクスクスと笑う妹。
うう……今思い返しても恥ずかしい……。


そんなこんなで妹の部屋を見ることに。


わたし「嘘でしょ……すごくかわいい……」


妹「まぁ写真は趣味だからね」


わたし「えっ、そうなんだー」


妹「ささやかな趣味だけどね」


そう言いながらはにかむ妹。
こんな姿は見たことが無かった。
本当に大好きな趣味なんだなあ。なんてことを思うと再びニヤニヤが。


妹「なに?またうてんちょうなの?」


わたし「だから凡ミスくらい見逃してよー!」


憎たらしいくらい口が悪い妹だけど、かわいい一面もあるんです。
なんだか、幸せな気分。


その後、音楽やら本の話で盛り上がって、夕食の時間に。


わたし「何が食べたい?」


妹「ブイヤベースかな」


わたし「了解ー」


妹「えっ、困らせるつもりで言ったんだけど……」


わたし「これでも料理は趣味だからね」


妹「なんかむかつくなー」


わたし「そう言われるとわたしだってむかつくなー!」


そんなこんなで妹はわたしのブイヤベースを「悔しいけど美味しい」と言いながら平らげて帰っていきました。


久しぶりに仲良く喋った気がする。
昔は素直で可愛い女の子だった気がするんだけどなー。
ダメだ。思い出すとまたニヤニヤが。

今日の妹は小さな幸せというより、大きな幸せかもしれません。
だって、うてんちょうになるくらいですからね!


……この間違いはわざとですよ?


閲覧してくれる皆様、コメントしてくれる皆様、拍手してくれる皆様、本当にありがとうございます。
毎日励みになってます!

CからはじまるABCぃいいいいいいい!!!


話題:今日の一曲

CからはじまるABC / 忘れらんねぇよ
www.youtube.com

『逢いたいとか貴方を愛してるとか そんなもん今さらもう聞きたかねぇよ』とか

『いつの間にか三十路になっていく いい それでいい』とか

『オナニーで失われるエナジー』とか

パンク色に溢れた一曲です。この曲にパンク精神を感じなくなったら、わたしは音楽鑑賞をやめようと思います!
しかし、このPVはいったい……(困惑)


そんなこんなで親友の誕生日も終わり、ゆったりしすぎた日々が続いています。
ゆったりしすぎだ!わたしはもっとパンクな毎日を送りたいんだよ!という胸中の呟きが収まりません。

いやぁ、パンクいいですよね。
人に聞いた話ですが、ライブハウスで盛り上がるのはやっぱりパンクが多いとかなんとか。
わたしもパンクな一日を演出したい!ということで、適当なTシャツとジーパンを身に纏い、親友から受け継いだギターを背負って輪ゴムをポケットに入れて我が家の扉を開いた。
扉を開くと、そこは雪国だった。いや、嘘だが。
普段通り怠けた日常が横たわっているだけでした。ファック!
関係ないけど、ドラえもんってパンクですよね。

それはさておき。

駅前に到着したわたしはギターを取りだし、弾き語りをしようとした瞬間のことでした。


わたし「ひ、弾ける曲が無い……!」


しかも取り出したのはエレキギター。
アンプも無ければ電気も無い。
狂ってる。この世は狂ってる。
ベンチではカップルがイチャイチャ。ファック。
関係ないけど、道具の説明をロクに聞かずに町中で騒動を起こすのび太くんってパンクだよね。


それはさておき。


ギターを弾かずにそのまましまって帰るってのも中々パンクかなと思って帰り支度をしていると、遠くからカップルの笑い声が。


「あの人ギター弾けないのかな〜」


ファック!弾けないよ!無理だよ!まだまだそんな技術ないよ!


わたしは今日一日何をやってたのだろう……。


いい!これでいいぃいいいいいいい!
皆様拍手、コメント、閲覧ありがとうございます。
いつも感謝してます。

募金箱の前にて。


話題:姉妹

どうも、携帯を変えてすごく文字が打ちづらいノイズです。
さっそく本題ですが、募金箱の魔力は異常だ。
あのフォルムを見るだけでお金を投入したくなる。
昨日も駅前で高校生たちが募金を呼び掛けていました。
懐が寒いのでスルーしようと思ったのですが、込み上げてくる罪悪感には勝てません。
募金箱を尻目に右へうろちょろ。
あ、こんなとこにハンバーガーショップ出来たんだ。今度親友でも誘おう。

募金箱を尻目に左へうろちょろ。
うろちょろ。ひたすらうろちょろ。
気づけば数時間過ぎてました。
そんなとき。


「姉さんっ」


わたし「うひゃああああああああ!?」


背後から抱きついてくる謎の女性。豊かな胸の膨らみに敗北感を感じつつ振り返ると実妹が世紀末覇者のようにふんぞり返ってました。


実妹「さっきからゴキブリみたいにうろちょろしてたけど、何してたの?」


わたし「うくっ、見られてたか……!」


実妹「挙動不審すぎて面白かったから見てた。面白くなかったら通報してた」


わたし「馬鹿にされてるけど通報されなくて良かった……」


実妹「いや、通報は冗談だけどね」


わたし「実妹にも騙されるのか、わたしは……」


実妹「で、募金箱を見ながら何してたの?あの子たち後輩だから話があるなら言っておくけど」


わたし「いや、募金したいんだけど懐が寒くて……」


実妹「なんだ、そんなことか」


そう言いながら実妹は募金を呼び掛けている後輩くん達に声をかけた。


実妹「ここにいるの、わたしの姉さんなんだけど1000円以上募金するみたいだよ」


わたし「えっ」


後輩「マジっすか!?ありがとうございます!」


わたし「えっ、えっ」


そんなこんなで実妹のせいで懐が更に寒くなったノイズでした。
いつかぎゃふんと言わせたい!ぎゃふんと!

ひとり遊園地、決行。



話題:最近のまとめ  

乾いた風に孕んだ熱気が、わたしの肌をじりじりと焦がす。
楽しげに笑う周囲の家族連れ、カップルに心中で中指を立てながら、わたしはゲートをくぐった。
今日は楽しみに来たのではない。戦争に来たのだ。
わたしだって人を誘えるくらいのコミュニケーション能力はある。
この稀有なコミュ力を巡って世界中の権力者が核戦争を起こしたことは皆様の記憶にも新しいだろう。
記憶に無い方はよく思い出すように。ちなみに嘘だ。
鞄の中は一本満足バーと水(いろはすではない)、そして輪ゴムと財布が入っている。
準備は万端だ。勝てる。わたしは心底から確信した。

ゲートをくぐるなり、愛らしいマスコットがわたしの心中を温めてくれる。
だが、ここで屈するは武士の恥。
答えの無い闘争へ、わたしは身を投じたのだ。
一人で遊園地を制覇する。これがわたしの夢だ。

ます最初に選んだアトラクションはジェットコースター。
ちなみにわたしはジェットコースターが大の苦手だ。
だが、嫌いな食べ物は最初に食べるのがわたしの心情。
(ちなみにわたしはブロッコリーが大嫌いです)
このブロッコリー(ジェットコースター)に乗り込んでやろうと思っていたら行列・・・!行列の嵐・・・!
そしてわたしの心中を虐げるように並ぶカップル達・・・!

仕方ない。後回しだ。好き好んでブロッコリーを最初に食すほどわたしは愚かではない。
次のターゲットはお化け屋敷だ。二番目に苦手なアトラクションだ。
このアトラクションを開発するためにわたしが何度もチャレンジし、何人ものわたしの心臓が止まったのは皆様の記憶に新しいだろう

嘘だが。


だが、お化け屋敷にも苦難が待ち受けていた・・・!
なんだこの圧倒的なカップルの数は・・・!
そんなにカップル同士できゃーきゃーしまくるのが楽しいのか!?
解らぬ・・・うぬはその狼の目で何を見ておる・・・。
カップルの波に取り残されるわたし。
周囲はわたしなんかに目もくれず、わいわいと賑わってる。
なんだ!?貧乳なのが悪いのか!?
下敷き。まな板。断崖絶壁。お化け屋敷よりも恐ろしい現実にわたしは絶望していた。


もっと胸が大きければ持て囃されたのか・・・。




絶望的な現実に耐えきれず、わたしはお化け屋敷を後にした。


どのアトラクションも行列まみれ。
だけど、ひとつだけ暖かみのある空間があった。
観覧車だ。
ゆったりとした速度で、頂点を目指す安寧の空間。
先ほどまで彷徨っていた遊園地内が見渡せる。
なんとなく、幸せな気持ちが胸に湧き上がってきた。

夕日が世界を照らす。
暖かみのある、メルヘンな世界が眼前に広がっていた。



ひとりゆうえんち。大成功である。


たぶん、今見ている光景が大成功の証なんだろうなぁ。
実際は悪態を吐くために来たのだが、まさかこんな素晴らしい光景が見られるとは思ってもみなかった。


この夕日とメルヘンのコントラストが消え去る前に、この目に焼き付けておきました。
ひとりゆうえんち、大成功でした。



拍手、コメント、いつもありがとうございます!
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