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タイトルなし

遠くへ行きたいとおもった

私の知らない場所に 溶けてみたいと そう思った















ひらひら おちは













今朝も玄関の開く音がする

柳蓮二の朝は早い。
彼が身支度でたてる小さな音で私は目覚め、出掛ける音が体を起こす。
裸足で触れるフローリングがひやりとしてる。11月のあさ。
末ともなると肌寒く、カーディガンを羽織って朝の準備に取り掛かった。


私と彼が二人で暮らし始めてから、早いもので3週間が過ぎていた。
始めこそ戸惑いがあったけれど、元々相性がよかったのか。
今では結構要領よく生活できているとおもう。

リビングにはラップの掛けられた朝食。いつも美味しくいただいている。箸をつけた味噌汁は薄めの味付け。どうやら柳の好みらしいと知ったのは暮らし始めて10日目くらいの朝だ。

朝は彼が作り、夜は私が作る。
昼は各自で適当に。
いつの間にか出来ていた二人の決め事。
朝とっても早い柳と夕方頃にふらりと出掛ける私達のサイクルにあった分担だった。

ペル★ソナ3

ここ何回かの休みは、ペル★ソナ3尽くしでございました!
4月→8月まで進めてみた(^O^)
噂の屋久島イベントも見まして、真田先輩に大層ときめきましたヽ(^Д^*)/

さて
今夜は満月!!
ビックシャドウ降臨の日ですね!
タルタロって前準備とかしてないから倒せねー(*ノ▽ノ)ダメ部活です
ダメ部活です



今夜は月が見えるかなー

グロッキーカニバル

出来ることならアンタに喰われてしまいたい

アタシの膚に歯を立てて
犬歯で薄い被膜を突き破って
ぷつりと浮き出る血溜まりに舌を這わせて

筋ばったこの肉はあんまり美味しくはないかもしれないけれど
それでも アタシを食べて。






アンタの血肉になってそしていつか排泄されたい。
アンタの体を構成する一部になってそしていつか追い出されたい。
生まれては死んでいく



そんな細胞の一つにアタシはなりたい。

だからアタシは アンタに喰われてしまいたい。













トシマの少女


中立地帯の付近では、いつも幾人かの姿があった。立ち込めるどんよりとした雲の下だが、人気があるだけで活気があるように見えるのが不思議だった。
例えそれぞれが皆、陰欝しとした空気を纏っていたとしても。

アキラとケイスケは足早にホテルの中に入って行った。手持ちの食料が直に切れる。その補給の為に赴いた。ついでに、久しぶりに廃墟でないところで眠りたいという欲求が二人の頭にもたげ始めていた。

ホテルの中にはそれなりに人が集まっていた。談笑する者、情報を売り買いする者、隅でラインを口にする者。何気なく見回してみたが、リンや源泉は今夜はいないようだった。アキラが集めたブタタグを例のいかつい男に渡す横で。
「…あ?」
不意にケイスケが間抜けた声をあげた。
「どうした、ケイスケ。」
「あぁ…今、あっちに人影が…」
眉を寄せた。
仕方なく指差す方向を見遣るが、当然そこには多くの人影がある。アキラの当惑を感じ取ったケイスケが落ち着きなく弁解を口にしようとしたその時に。
「…?」

アキラも見た。
小さな人影を。
小走りに人の間を駆け抜けたのは、背丈は周囲の3分の2程度。ふわりと揺れたのはスカートのレースの様に見えた。
人影はそのままホテルの奥へと姿を消した。
「子供?」
「アキラ、追いかけよう!」
目を凝らして残像を追っても、何も見えはしなかった。しかし一瞬意識が奪われたせいで、弾かれるように走り出すケイスケを静止させることが出来なかった。仕方なくアキラもケイスケの後を追う。
周りの注目を浴びる羽目になったが、今はそんなことよりもケイスケと。あの人影を追いかけた。

ハルヒ独白

「こわいの!」
ハルヒが叫んだ、
声音はその辺にいる女子と変わらなくって
ああ こいつも女の子だったんだと当たり前の事実を反復した。
知っていたけど 知らなかった気がする。

「皆がいなくなっちゃうのはイヤ!」

「SOS団がなくなっちゃうのはイヤ!」

その場にうずくまる様にして泣きじゃくるハルヒの背中がやけに小さく感じた。